レッスン123「私は、父が私に与えてくれた贈り物について父に感謝する」

レッスン121〜130 0

Gratitude can transform common days into thanksgivings, turn routine jobs into joy, and change ordinary opportunities into blessings.
感謝の気持ちはありふれた日常を感謝祭に様変わりさせ、単調な仕事を喜びに変え、平凡な状況を恵み深い好機に変容させることができる。

William Arthur Ward
ウィリアム・アーサー・ウォード



Acknowledging the good that you already have in your life is the foundation for all abundance.
自分が人生ですでによき物事を得ていることを認めることこそ、あらゆる豊かさを生み出す基盤なのだ。

Eckhart Tolle
エックハルト・トール




豊かさの話をするなら、感謝に触れないわけにはいきません。感謝は、自分には価値があるという気持ちから生じ、豊かさの経験を支えます。というか、感謝知らずと不平不満は、自分には価値がないという感じから生じ、欠乏感にさらに拍車をかけます。
どちらも閉じた円環です。
恵みの円環に入りたいのなら、自分自身や他人にを与える必要があります。恐怖心の円環に入りたければ、自分自身にも他人にもを与えないことです。
ひとつの円環の中にいるときには、別の円環が存在しているなぞ、信じられません。だからこそ、経験の中にまったく別個のふたつの世界があるように感じるのです。
感謝する人は、不正な仕打ちを受けることがあろうとは信じられません。怒りに満ちた人は、神にされるなぞ想像もできません。どちらの世界に住みたいですか。選ぶのはあなたです。
毎瞬毎瞬、あなたは犠牲者になるか、自分に不当な仕打ちは起こりえないということを思い出すか、どちらかを選択します。前者の場合は、贈り物に不平を鳴らし、それを罰だとみなします。後者の場合は、やってきたものを、まだ今はわからないけれどもきっと恵みに違いないと思って受け入れます。
感謝とは、神のをあらゆるものに見るという選択です。この選択をしたら、どうしたってみじめにはなりようがありません。感謝の選択が幸福につながるのは、不平不満の選択が不幸と絶望につながるのと同じくらいたしかなことです。

イエス・キリスト(ポール・フェリーニ著「無条件の キリスト意識を鏡として」106ページ)




レッスン123です。

今日のテーマは、「私は、父が私に与えてくれた贈り物について父に感謝する」です。




私たちは、感謝する能力を衰えさせてしまっていて、そのせいで神の真価を正しく評価できなくなっているので、改めて退化してしまっている感謝する能力を発達させなければならないということがテキストで語られます。


「17. I do not need gratitude, but you need to develop your weakened ability to be grateful, or you cannot appreciate God.
 私は感謝を必要としません。しかし、あなたは、衰えてしまった感謝するという自分の能力を改めて発達させなければなりません。さもないと、あなたは神の真価を認めることができないからです。

 He does not need your appreciation, but you do.
 神は、あなたに真価を認めてもらう必要などありません。しかし、あなたには神の真価を認める必要があるのは確かです。

 You cannot love what you do not appreciate, for fear makes appreciation impossible.
 あなたは、自分が真価を認めないものをすることができません。なぜなら、恐れが正しく評価することを不可能にしてしまうからです。

 When you are afraid of what you are you do not appreciate it, and will therefore reject it.
 あなたが本当の自分に恐れを抱くとき、あなたは本当の自分の価値を正しく認めてはいないし、それゆえに、あなたは本当の自分を受け入れようとはしないでしょう。

 As a result, you will teach rejection.
 その結果、あなたは拒絶を教えることになってしまうのです。」(テキスト6章、一 キリストの磔刑のメッセージ

"appreciate"には、感謝という意味のほかに、真価を正しく認めるという意味があります。

仮にそれが価値があるものであっても、それを不平不満を抱き、非難し、攻撃する対象にしているかぎり、すでにその時点で、自分とは分離して攻撃すべき悪と捉えるマイナス評価が前提となっているので、このスタンスが正しい評価を不可能にします。

したがって、感謝の念を抱くことは、その対象の真価を認めるために必要な前提だということになります。

個別の自己にとって、自分に都合のよい喜ばしい物事であれば、感謝を忘れがちではあっても、感謝するのはさして困難なことではありません。

けれど、自分に都合の悪い物事や害悪をもたらすだけの物事については、不満を抱くことはできても、感謝するなんてどうかしているということになります。

ただし、自分にとっての良し悪しの自己判断が正当な者かどうかは棚上げされたままです(レッスン24「私は、自分の最善の利益がわかっていない」

しかし、まさにこのように他者や不遇だと思う出来事に不平不満を抱く態度が、他者の真の姿を見えなくし、世界を自分から切り離して地獄にしているわけです。

つねに触れている聖霊の3大レッスンが教えてくれるように、他者の非難や攻撃は愛を求める哀訴であり、返してやるべきは、自分を相手の罪の生き証人にして罪悪感を抱かせようとして反撃することではなく、自分が攻撃によって微塵も傷ついてはいないことを示して相手に罪がないということをわからせてあげる愛に基づく助けであり、自分を怒らせる他者は、この助けになるチャンスを与えてくれているのだから、自分の振りかざした裁きの剣をそのまま振り下ろすか背けるかによって、他者と一緒に自分を解放する機会を与えてくれている救い主であるというのが真理です。

他者の善意に満ちた良い施しにはそのまま感謝、他者の無神経で無自覚な害悪にも損な役回りを買って出てまで私たちに気づきのチャンスを与えてくれていることに感謝、というふうに、価値判断のメガネで見れば善悪に分けられるすべての出来事に感謝することが可能だし、実は、感謝することだけが必要かつ相当な正しいリアクションだということです。

コースを学ぶ機会を得た私たちはなんと恵まれていることでしょう。

感謝は、妖怪ウォッチのように、普通では見ることのできない聖霊に気づくことができるツールだったわけです。

この真理に気づくことができるよう、まずは今日を感謝に満ちた一日にしましょう!

実際に、言葉で伝えたり手紙を書いたり贈り物をしたりということをしなきゃと思う必要はありません。

感謝の習慣づけが進むと、嫌でもそういう行動をしないと気が済まなくなるかもしれないし、行動で示さなきゃという意識は心の重荷になってせっかくの感謝の習慣づけを妨げてしまいかねません。

心の中での感謝を実践しましょう。

たくさん行動で感謝を示したり贈り物をしても、それに心がこもっていなければまったく意味はありません。

心の中で兄弟とひとつになり、神ともひとつになる感覚を感謝を通じて学び、感謝を日々の習慣にしましょう。









Lesson 123



I thank my Father for His gifts to me.
私は、父が私に与えてくれた贈り物について父に感謝する。





1. Today let us be thankful.
 今日は、私たちで感謝しましょう。

 We have come to gentler pathways and to smoother roads.
 私たちは、以前より穏やかでなだらかな道にやってきました。

 There is no thought of turning back, and no implacable resistance to the truth.
 もうあと戻りしようという思いはなくなり、真理に対する強硬な抵抗感も消え去りました。

 A bit of wavering remains, some small objections and a little hesitance, but you can well be grateful for your gains, which are far greater than you realize.
 多少の気の迷いであるとか、いくらかの小さな反発やわずかなためらいは残っていますが、それでも、あなたには自分の得たものに対して感謝するだけの十分な理由があります。というのも、あなたは、自分で気づいているよりもはるかに大きなものを得ているからです。



2. A day devoted now to gratitude will add the benefit of some insight into the real extent of all the gains which you have made; the gifts you have received.
 今、感謝のために1日を捧げることで、あなたがこれまでに得たすべてのもの、つまり、あなたが受け取った贈り物が本当はどれほど偉大なものなのか、ある程度の洞察を得られるようになります。

 Be glad today, in loving thankfulness, your Father has not left you to yourself, nor let you wander in the dark alone.
 今日は、に満ちた感謝の中で、あなたの大いなる父があなたをひとりきりに放置して、闇の中であなたを孤独にさまよわせてなどいないことを喜んでください。

 Be grateful He has saved you from the self you thought you made to take the place of Him and His creation.
 神と神の創造物に置き換えるためにあなたが作り出したと思っている小さな自己から、神がすでにあなたを救ってくれていることに感謝してください。

 Give Him thanks today.
 今日、神に感謝を捧げてください。



3. Give thanks that He has not abandoned you, and that His Love forever will remain shining on you, forever without change.
 神があなたを見捨ててはおらず、神の大いなるが永遠に変わることなく、あなたを照らし続けてくれることに感謝を捧げなさい。

 Give thanks as well that you are changeless, for the Son He loves is changeless as Himself.
 あなたが変わらないままであることにも感謝を捧げなさい。というのも、神のする神の子は神と同じように不変であるからです。

 Be grateful you are saved.
 自分が救われていることに感謝してください。

 Be glad you have a function in salvation to fulfill.
 自分が救済において果たすべき役割を担っていることを喜んでください。

 Be thankful that your value far transcends your meager gifts and petty judgments of the one whom God established as His Son.
 あなたが大切にするようなお粗末な贈り物や神がわが子として確立した存在についてのあなたの卑小な価値判断など、あなたの真価にはとうてい及ばないことに感謝しなさい。



4. Today in gratitude we lift our hearts above despair, and raise our thankful eyes, no longer looking downward to the dust.
 今日、私たちは、感謝して、絶望から私たちの心を引き上げ、もうこれ以上、俯いて塵を見つめるのをやめて、感謝に満ちた目を上に向けることにします。

 We sing the song of thankfulness today, in honor of the Self that God has willed to be our true Identity in Him.
 今日、私たちは、真の自分が神であると自覚するよう神が私たちに意図した大いなる自己を祝って感謝の歌を歌います。

 Today we smile on everyone we see, and walk with lightened footsteps as we go to do what is appointed us to do.
 今日、私たちは出会う人みんなに微笑み、私たちに果たすようにと授けられた役目を果たすために、軽やかな足取りで歩みます。



5. We do not go alone.
 私たちは孤独に進むのではありません。

 And we give thanks that in our solitude a Friend has come to speak the saving Word of God to us.
 そして、私たちは、自分が孤独なときに、大いなる友が神からの救いの言葉を語るために訪れてくれたことに感謝を捧げます。

 And thanks to you for listening to Him.
 そして、あなたが神の大いなる言葉に耳を貸してくれたことにも感謝します。

 His Word is soundless if it be not heard.
 神の大いなる言葉といえども、もしそれが聞いてもらえなければ、意味をなさないからです。

 In thanking Him the thanks are yours as well.
 神に感謝を捧げるとき、その感謝はあなたへの感謝でもあるのです。

 An unheard message will not save the world, however mighty be the Voice that speaks, however loving may the message be.
 いかにそれを語る声が力強く、いかにそのメッセージに溢れていようとも、聞いてもらえなければ、そのメッセージが世界を救うことはできないからです。



6. Thanks be to you who heard, for you become the messenger who brings His Voice with you, and lets It echo round and round the world.
 神のメッセージを聞いたあなたは感謝を受け取るに値します。というのも、あなたは神の大いなる言葉を携えて運ぶ使者となり、神の言葉を世界中に響き渡らせるからです。

 Receive the thanks of God today, as you give thanks to Him.
 今日、あなたが神に感謝を捧げるときに、神からの感謝を受け取ってください。

 For He would offer you the thanks you give, since He receives your gifts in loving gratitude, and gives them back a thousand and a hundred thousand more than they were given.
 というのも、神は、あなたの捧げた感謝をあなたに与えてくれるからです。神は、あなたからの贈り物に満ちた感謝の中で受け取り、それらを受け取ったときの一千倍にも一万倍にも増大して与え返してくれるでしょう。

 He will bless your gifts by sharing them with you.
 神は、あなたからの贈り物をあなたと分かち合うことによって祝福してくれるでしょう。

 And so they grow in power and in strength, until they fill the world with gladness and with gratitude.
 だから、その贈り物は力と強さを増し、やがて喜びと感謝で世界を満たすまでになります。



7. Receive His thanks and offer yours to Him for fifteen minutes twice today.
 今日は2回、15分ずつ、神からの感謝を受け取り、あなたの感謝を神に捧げてください。

 And you will realize to Whom you offer thanks, and Whom He thanks as you are thanking Him.
 そうすれば、あなたにも、自分が誰に感謝を捧げているのか、また、自分が神に感謝するとき、神が誰に感謝しているのかわかってくるでしょう。

 This holy half an hour given Him will be returned to you in terms of years for every second; power to save the world eons more quickly for your thanks to Him.
 神に捧げるこの神聖な30分は、毎秒が何年分にもなってあなたに戻され、神へのあなたの感謝のゆえに、何十億年以上も早く世界を救う力となってあなたに戻されるでしょう。



8. Receive His thanks, and you will understand how lovingly He holds you in His Mind, how deep and limitless His care for you, how perfect is His gratitude to you.
 神の感謝を受け取ってください。そうすれば、あなたは、神がいかにに満ちて神の大いなる心の中にあなたを抱き、いかに深く果てしない思いであなたを思いやっているか、いかに神のあなたへの感謝が申し分のないものであるか理解するでしょう。

 Remember hourly to think of Him, and give Him thanks for everything He gave His Son, that he might rise above the world, remembering his Father and his Self.
 1時間ごとに、神を思い出して、神の子に神が与えてくれたすべてについて神に感謝を捧げてください。そうすれば、神の子は、自らの父と自らの大いなる自己を思い出し、世界を超越できるでしょう。


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それでは、ブリトニーさんのレッスンです。



次

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