ワークブック レビュー4 序文

2013年10月30日
レッスン141〜150 0

Be kind and merciful.
優しく思いやり深くなりなさい。

Let no one ever come to you without coming away better and happier.
あなたの許を訪れるすべての人があなたの許を去るときには必ず、来る前よりもより朗らかで幸せになっているようにしなさい。



Mother Teresa
マザー・テレサ





shutterstock_1961013871 (1)_1227061758 (1)

お疲れ様でした!

このところ、レッスンがボリュームたっぷりで、読むだけで大変だったと思います。

さて、また復習期間が始まります。これで4回めの復習です。

復習の期間は、復習対象のレッスンをつなげて統合する学習の大きな進歩の機会になりうるものの、その反面、気を抜くと学習が停滞するリスクも兼ね備えます。



この序文をしっかり読みこんで復習に取り組んでいただければと思います。






復習期間を少しでも無味乾燥にならずに過ごせるとよいのですが、ワークブックの学習が何周目かに入って、実習の仕方のコツをつかんで、レッスンの文章を読むことがワークを実践することなわけではないことを体得するまでは、復習期間が空回りしがちなことは否めません。


少なくとも、日々のレッスンを読むことだけは確保しなければなりません。

これまでの復習期間と同じように、このサイトに訪れてもらう誘引となるように、今回の復習期間でも、おすすめの小説や映画を毎日ご紹介していきたいと思います。


今日ご紹介するのは、テレビドラマシリーズ「ペリフェラル ~接続された未来~」です。

ペリフェラル


Wikiあらすじ

「2032年の近未来、ゲームの天才である若い女性のフリンは、元軍人の兄バートンと病気の母エラとアメリカの田舎町で暮らす。近所には二人の幼馴染で、戦争で左手と両足を失ったコナーが住む。バートンら元海兵隊員は、仲間と交信できるハプティック・ネットワークのインプラントを埋め込まれ、その後遺症に苦しむ。バートンがテストを依頼されたVRゲームをフリンが代わりにプレイし、驚くほど現実感のある2100年のロンドンを模した世界で人工の筐体に入る。アリータという女性に導かれて別の女性を誘拐しその眼球を手に入れて「リサーチ研究所」に忍び込み、自分の目に大量のデータを注ぎ込まれたのちに死んで現実世界に戻る。現実世界では、多額の報酬で雇われた暗殺者たちがフリンとバートンを襲う。フリンが襲撃された理由を探るために再びゲーム内に戻ると、ウィルフという男に、これがVRではなく量子トンネル効果で現在のネットにつながった未来の2099年の現実であり、フリンは未来で「ペリフェラル」と呼ばれる人工の筐体に入っていると知らされる。未来人はネットを通じ2032年で資金を作り、人を雇いあるいは脅すことで過去に様々な干渉を行う。この後、フリン、のちにバートンとコナーは2032年の田舎町の現実と、ペリフェラルで体験する2100年のロンドンを行き来する。

2100年までには、「ジャックポット」と呼ばれる一連の大災厄により地球の人口は激減している。2100年のロンドンではウィルフの雇い主であるレヴ・ズボフの属する「クレプト」と、ヌーランド博士の指導する「リサーチ研究所」が対立し、ともにアリータの行方を探す。リサーチ研究所は、量子トンネル効果による干渉で過去を分岐させて、自分たちの現実とは別系統にした時間線「スタブ」を作り、そこでハプティック・ネットワークなど数々の秘密実験を行っている。フリンの2032年の現実もスタブの一つであり、本来の時間線ではコナーは無傷なもののバートンが戦死している。フリンは母の病気を治してもらう代わりにウィルフに協力し未来でアリータを探す。ロンドン警視庁のローピア警部補が捜査を始める。ズボフの手下と組んだアリータが研究所から危険な極秘研究データを盗み、世界を作り直そうとする組織「ネオプリム」に渡そうとしたことが分かる。一時的にバートンのハプティック・ネットワークに移そうとししたものの、兄の代わりにペリフェラルに入っていたフリンの脳内に転送されている。

2032年では、ヌーランドがフリンとバートンを殺して秘密データの漏洩を防ごうと暗殺者を雇い、町を支配する麻薬業者のピケットにも二人の始末を依頼する。二人の幼馴染である保安官助手のトミーは、ピケットの手中にある保安官に協力を求められるも断って殺し、ピケットは昏睡状態に落ちる。トミーは事件を隠蔽する。

2100年、アリータはウィルフに再会し、クレプトが自分たちの家族を殺し記憶を隠蔽したと教えて復讐への参加を求める。ヌーランドはジャックポットを加速してミサイル格納庫の大爆発を起こし、町ごとフリンとデータを消し去ろうとする。フリンは新たなスタブを分岐させた上で、ヌーランドが爆発を止めることを期待して、元の2032年のスタブで自分を殺してくれるようコナーに頼む。」

kame (1)_1226094537 (1)

Fourth Review - Introduction
4回目の復習 - 序文



1. Now we review again, this time aware we are preparing for the second part of learning how the truth can be applied.
 私たちはこれからまた、復習期間に入ります。今回は、第2部でどのように真理を適用できるか学ぶための準備を自分はしているのだと意識するようにしてください。

 Today we will begin to concentrate on readiness for what will follow next.
 今日、私たちが始めるのはは、これから先のレッスンで学ぶことへの基礎固めに専念することです。

 Such is our aim for this review, and for the lessons following.
 これが、この復習とこれから続くレッスンでの私たちの狙いです。

 Thus, we review the recent lessons and their central thoughts in such a way as will facilitate the readiness that we would now achieve.
 そこで、私たちは、今から自分たちが整えようとする準備を促進するような方法で、最近のレッスンとその中心となる考えを振り返ることにします。



2. There is a central theme that unifies each step in the review we undertake, which can be simply stated in these words:
 私たちの取り組む復習においては、各々のステップをひとつに統合する中心テーマがあります。それは次のような言葉で簡潔に言うことができます。


My mind holds only what I think with God.
私の心が抱くのは、ただ神とともに思考する想念だけだ。


 That is a fact, and represents the truth of What you are and What your Father is.
 これは事実であり、このことは、あなたが何者なのか、そして、あなたの大いなる父がいかなる存在なのかについての真理を表しています。

 It is this thought by which the Father gave creation to the Son, establishing the Son as co-creator with Himself.
 この想念によって、父なる神はわが子を創造し、わが子を神自身との共同創造者の地位に就かせたのです。

 It is this thought that fully guarantees salvation to the Son.
 これこそ、救済を子に完全に保証する想念です。

 For in his mind no thoughts can dwell but those his Father shares.
 というのも、子の心の中には、大いなる父と分かち合う思い以外はいかなる想念も留まることができないからです。

 Lack of forgiveness blocks this thought from his awareness.
 赦しがなされないために、神の子はこの想念を自覚できないままになっています。

 Yet it is forever true.
 それでも、この想念は永遠に真実です。



3. Let us begin our preparation with some understanding of the many forms in which the lack of true forgiveness may be carefully concealed.
 数多くの姿かたちの中に真の赦しの欠如が念入りに隠されていることを少しでも理解することから、私たちの準備を始めましょう。

 Because they are illusions, they are not perceived to be but what they are; defenses that protect your unforgiving thoughts from being seen and recognized.
 それらの姿かたちは幻想なのですから、それらは、その本質通りに知覚されていないということになります。姿かたちの本質とは、あなたの赦そうとしない思いが目に触れて気づかれてしまわないための防衛だということです。

 Their purpose is to show you something else, and hold correction off through self-deceptions made to take its place.
 それらの姿かたちの目的は、あなたに何かほかのものを見せて、自己欺瞞を修正に取って代わらせることを通して修正がなされないままに保つことです。



4. And yet, your mind holds only what you think with God.
 それでも、あなたの心が抱くのは、ただあなたが神とともに思考する想念だけです。

 Your self- deceptions cannot take the place of truth.
 あなたの自己欺瞞が真理に取って代わることはできません。

 No more than can a child who throws a stick into the ocean change the coming and the going of the tides, the warming of the water by the sun, the silver of the moon on it by night.
 それは、子供が棒切れを海に投げ入れたところで、潮の満ち引きや、太陽によって海水温が上昇すること、夜になって海の上に映る月が銀色であることなどが、少しも変わらないのと同じです。

 So do we start each practice period in this review with readying our minds to understand the lessons that we read, and see the meaning that they offer us.
 だから、私たちは、この復習のそれぞれの実習時間を始めるに際しては、自分の読むレッスンを理解し、そのレッスンが私たちに伝えようとする意味を把握できるよう自分の心を整えなければなりません。



5. Begin each day with time devoted to the preparation of your mind to learn what each idea you will review that day can offer you in freedom and in peace.
 毎日を、その日に自分が復習する考えが自分に差し延べてくれることを自由と平安のうちに学べるように、自分の心を整える時間をとることから始めてください。

 Open your mind, and clear it of all thoughts that would deceive, and let this thought alone engage it fully, and remove the rest:
 自分の心を開いて、心から惑わすような思いを一掃し、次の考えだけに完全に集中し、そのほかの考えは排除してください。


My mind holds only what I think with God.
私の心が抱くのは、私が神とともに思考する想念だけだ。


 Five minutes with this thought will be enough to set the day along the lines which God appointed, and to place His Mind in charge of all the thoughts you will receive that day.
 この考えを5分間心に抱くだけで十分に、その日を神の定める方針に沿ったものとして、あなたがその日に受け取るすべての想念を神の大いなる心に委ねることになるでしょう。



6. They will not come from you alone, for they will all be shared with Him.
 それらの想念は、あなただけから生じるのではありません。というのも、それらの想念はすべて神と分かち合われることになるからです。

 And so each one will bring the message of His Love to you, returning messages of yours to Him.
 だから、一つひとつの想念が神の大いなる愛のメッセージをあなたへともたらし、あなたからの愛のメッセージを神へと送り返すことになります。

 So will communion with the Lord of Hosts be yours, as He Himself has willed it be.
 こうして、神自身がそう意図した通りに、万軍の主との霊的交わりはあなたのものとなるでしょう。

 And as His Own completion joins with Him, so will He join with you who are complete as you unite with Him, and He with you.
 そして、神自身を完成させる子であるあなたが神とひとつに結ばれるとき、神もあなたとひとつになります。あなたが神と結ばれて神があなたとひとつになるとき、あなたは完全なものとなります。



7. After your preparation, merely read each of the two ideas assigned to you to be reviewed that day.
 あなたの準備が整ったあとに、ただその日にあなたが復習するようにと指定されたふたつの考えをそれぞれ読んでください。

 Then close your eyes, and say them slowly to yourself.
 それから、目を閉じて、それらの考えをゆっくり自分に言い聞かせてください。

 There is no hurry now, for you are using time for its intended purpose.
 この際には、あなたは時間を意図された通りの目的に用いているのですから、急ぐ必要はありません。

 Let each word shine with the meaning God has given it, as it was given to you through His Voice.
 神の大いなる声を通して自分にその言葉が授けられたときのように、それぞれの言葉に神が授けた意味によってその言葉が輝くようにさせてください。

 Let each idea which you review that day give you the gift that He has laid in it for you to have of Him.
 その日にあなたが復習するそれぞれの考えが、あなたに贈り物を与えられるようにしてください。その贈り物は、神から受け取るようにと、その考えの中に神があなたのために置いてくれたものなのです。

 And we will use no format for our practicing but this:
 そして、私たちは、次のような点以外には何らの型にはまった手順を用いないことにします。



8. Each hour of the day, bring to your mind the thought with which the day began, and spend a quiet moment with it.
 その日の1時間ごとに、1日を始める際に抱いた考えをあなたの心に思い浮かべて、その考えとともに静かな時を過ごします。

 Then repeat the two ideas you practice for the day unhurriedly, with time enough to see the gifts that they contain for you, and let them be received where they were meant to be.
 それから、その日に実習するふたつの考えをゆっくりと繰り返し、それらの考えがあなたのために含んでいる贈り物が見えるように十分に時間をかけます。そして、それらの贈り物が受け取られるように意図されているところで、それらの贈り物を受け取るようにします。



9. We add no other thoughts, but let these be the messages they are.
 私たちは、ほかにどんな思いも何も付け加えることなく、これらの考えをそのままのメッセージとして受け取ります。

 We need no more than this to give us happiness and rest, and endless quiet, perfect certainty, and all our Father wills that we receive as the inheritance we have of Him.
 私たちが幸せと安息、果てしない静寂、完璧な確信、そして、私たちが大いなる父から承継したものとして、私たちの父が私たちに受け取るようにと意図するすべてを得るために、これ以上のことは何も必要ありません。

 Each day of practicing, as we review, we close as we began, repeating first the thought that made the day a special time of blessing and of happiness for us; and through our faithfulness restored the world from darkness to the light, from grief to joy, from pain to peace, from sin to holiness.
 私たちが復習を進めるに際して、実習を行う毎日は、1日を始めたのと同じようにその日を締めくくります。まず、その日を自分たちにとって祝福と幸福の特別な日にしてくれたその日の考えを繰り返します。その考えは、私たちが誠実に実践することを通して、この世界を闇から光へ、悲嘆から歓喜へ、苦痛から平安へ、罪から神聖さへと回復させてくれたのです。



10. God offers thanks to you who practice thus the keeping of His Word.
 こうして神の言葉を保つ実践をするあなたに、神は感謝を差し延べてくれます。

 And as you give your mind to the ideas for the day again before you sleep, His gratitude surrounds you in the peace wherein He wills you be forever, and are learning now to claim again as your inheritance.
 そして、あなたが眠る前に、あなたが再び自分の心をその日の考えに捧げるとき、神の感謝は平安の中にあなたを包みこみます。神は、この平安の中にあなたが永遠にあることを意図しており、今、あなたはこの平安を自分の承継したものとして再びわがものとすることを学んでいるのです。






次

関連記事
 image (1)  image (3) image (4)

It’s not how much we give, but how much love we put into giving. – Mother Teresa

 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

コメント0件

コメントはまだありません
未分類 (10)
奇跡のコース (8)
書籍 (3)
朗読 (2)
映画 (2)
アフォリズム (11)
教材 (3)
ネット (1)
テキスト (262)
┣  テキスト第1章(奇跡の意味) (7)
┣  テキスト第2章(分離と贖罪) (8)
┣  テキスト第3章(潔白な知覚) (7)
┣  テキスト第4章(エゴという幻想) (8)
┣  テキスト第5章(癒しと完全性) (8)
┣  テキスト第6章(愛のレッスン) (8)
┣  テキスト第7章(王国の贈り物) (11)
┣  テキスト第8章(戻りの旅路) (9)
┣  テキスト第9章(贖罪の受容) (8)
┣  テキスト第10章(病の偶像) (6)
┣  テキスト第11章(神かエゴか) (9)
┣  テキスト第12章(聖霊のカリキュラム) (8)
┣  テキスト第13章(罪なき世界) (12)
┣  テキスト第14章(真理のための教え) (11)
┣  テキスト第15章(神聖な瞬間) (11)
┣  テキスト第16章(幻想を赦す) (7)
┣  テキスト第17章(赦しと神聖な関係) (8)
┣  テキスト第18章(夢の消滅) (9)
┣  テキスト第19章(平安の達成) (9)
┣  テキスト第20章(神聖さのヴィジョン) (8)
┣  テキスト第21章(理性と知覚) (9)
┣  テキスト第22章(救いと神聖な関係) (7)
┣  テキスト第23章(自分自身との戦い) (5)
┣  テキスト第24章(特別であるという目標) (8)
┣  テキスト第25章(神の正義) (9)
┣  テキスト第26章(移行) (10)
┣  テキスト第27章(夢を癒す) (8)
┣  テキスト第28章(恐れを取り消す) (7)
┣  テキスト第29章(目覚め) (9)
┣  テキスト第30章(新たなる始まり) (8)
┗  テキスト第31章(最後のヴィジョン) (8)
ワークブック・パート① (236)
┣  レッスン1〜10 (11)
┣  レッスン11〜20 (10)
┣  レッスン21〜30 (10)
┣  レッスン31〜40 (10)
┣  レッスン41〜50 (10)
┣  レッスン51〜60 (11)
┣  レッスン61〜70 (10)
┣  レッスン71〜80 (10)
┣  レッスン81〜90 (11)
┣  レッスン91〜100 (9)
┣  レッスン101〜110 (10)
┣  レッスン111〜120 (11)
┣  レッスン121〜130 (10)
┣  レッスン131〜140 (10)
┣  レッスン141〜150 (11)
┣  レッスン151〜160 (10)
┣  レッスン161〜170 (10)
┣  レッスン171〜180 (11)
┣  レッスン181〜190 (11)
┣  レッスン191〜200 (10)
┣  レッスン201〜210 (11)
┗  レッスン211〜220 (10)
ワークブック・パート② (159)
┣  ワークブック・パート②特別解説 (16)
┣  レッスン221〜230 (10)
┣  レッスン231〜240 (10)
┣  レッスン241〜250 (10)
┣  レッスン251〜260 (10)
┣  レッスン261〜270 (10)
┣  レッスン271〜280 (10)
┣  レッスン281〜290 (10)
┣  レッスン291〜300 (10)
┣  レッスン301〜310 (10)
┣  レッスン311〜320 (10)
┣  レッスン321〜330 (10)
┣  レッスン331〜340 (10)
┣  レッスン341〜350 (10)
┣  レッスン351〜360 (10)
┗  レッスン361〜365 (3)
マニュアル (42)
┣  マニュアル1~3 (4)
┣  マニュアル4 (10)
┣  マニュアル5~10 (6)
┣  マニュアル11~20 (9)
┗  マニュアル21~30 (10)
心理療法 (13)
┣  心理療法 第1章 (2)
┣  心理療法 第2章 (8)
┗  心理療法 第3章 (3)
用語解説 (8)
祈りの歌 (15)
┣  祈りの歌 第1章 (7)
┣  祈りの歌 第2章 (4)
┗  祈りの歌 第3章 (4)