レッスン142「レッスン123と124の復習」

2013年11月01日
レッスン141〜150 0

If we have no peace, it is because we have forgotten that we belong to each other.
もし私たちが平安な気持ちでいられないとしたら、それは、自分たちがお互いにひとつに結ばれていることを私たちが忘れてしまっているせいです。



Mother Teresa
マザー・テレサ



「欲を掻いたら、もらいは少し」。これは子供がよく口にするからかいの言葉であるが、それなりの根拠がある。私ならこれを次のように変えてみたい。「欲しい思いが強ければ強いほど、手に入るものは減るばかり」。あなたが何かをあまりに過度に欲しがると、すべてを賭けてしまう心積もりになるため、平衡状態を乱す大変な過剰ポテンシャルを生み出す。すると、平衡力は、希望するものが何ひとつない人生ラインへとあなたを放り投げることになるだろう。
願望に取り憑かれた人の行動様式をエネルギーレベルで描こうとするならば、それはおおよそこのようなものとなる。青い鳥を捕らえようとしているイノシシがいる。イノシシは青い鳥を手に入れたくてたまらないので、舌なめずりし、大声でぶーぶーと鳴き、こらえきれずに地面に穴を掘ったりする。当然青い鳥は飛び去ってしまう。もしイノシシが何食わぬ顔で青い鳥と並んで、ある時間散歩して過ごしたら、青い鳥の尻尾をつかむ大きなチャンスが来ることだろう。



ヴァジム・ゼランド(「リアリティ・トランサーフィン 幸運の波/不運の波の選択」187ページ)




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レッスン142です。

今日は、レッスン121と122の復習です。



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今日は、小説「リプレイ」をご紹介します。


リプレイ

ウィキのあらすじ

ウィキペたん

「経済的に成功していないラジオ局ディレクターのジェフ・ウィンストンは、43歳(1988年)で心臓発作による突然死を迎える。しかし、次に目を覚ますと18歳(1963年)の時点に遡っており、新しく人生をやり直すことになる。

ジェフは「未来の記憶」を存分に利用し、やり直しの人生(リプレイ)を謳歌するが、結局は同じ年の同じ時刻に死を迎え、人生のやり直しを強制再開させられる。この繰り返すリプレイの中で自暴自棄と諦観に囚われるが、同じ立場の女性と巡り合い、ジェフは改めて人生に向かい合うようになる。しかし、やがてリプレイ期間が次第に短くなり、主人公らは究極の絶対死(リプレイの終了)が訪れることを知る。」

小説であり、映画のように短くないので、主人公ジェフが繰り返す人生を本当に一緒に追体験するように味わうことができます。

英語版では、オーディブルの朗読音声が出ています。






【序文で示された復習の手順】

1.第2部でどのように真理を適用できるか学ぶための準備を自分はしているのだと意識する


2. 各々のステップをひとつに統合する中心テーマが「私の心が抱くのは、ただ神とともに思考する想念だけだ」と確認する。

この言葉は事実であり、このことは、私たちが何者なのか、そして、私たちの大いなる父がいかなる存在なのかについての真理を表している。

この想念によって、父なる神はわが子を創造し、子を神自身との共同創造者の地位に就かせたのであり、この想念こそ、救済を子に完全に保証する想念だ。

というのも、子の心の中には、大いなる父と分かち合う思い以外はいかなる想念も留まることができないからです。

赦しがなされないために、神の子はこの想念を自覚できないままになってはいるが、この想念は永遠に真実だ。



3.その中に真の赦しの欠如が念入りに隠されている多くの形態を少しでも理解することで準備を始めよう。

それらの形態は赦そうとしない思いが目に触れて気づかれてしまわないための防衛策であり、私たちに何かほかのものを見せて、自己欺瞞を修正に取って代わらせることを通して修正がなされないままに保つことを目的とする幻想なので、その本質通りに知覚されていない。



4. それでも、私たちの自己欺瞞が真理に取って代わることはできないのだから、私たちの心が抱くのは、ただ私たちが神とともに思考する想念だけだ。

だから、私たちは、この復習のそれぞれの実習時間を始めるに際しては、自分の読むレッスンを理解し、そのレッスンが私たちに伝えようとする意味を把握できるよう自分の心を整えなければならない。



5. 毎日を、自分の心を準備する時間をとることから始め、自分の心を開いて、心から惑わすような思いを一掃し、「私の心が抱くのは、私が神とともに思考する想念だけだ」という考えだけに完全に集中し、そのほかの考えは排除する。

この考えを5分間心に抱くだけで十分に、その日を神の定める方針に沿ったものとして、私たちがその日に受け取るすべての想念を神の大いなる心に委ねることになる。



6. それらの想念は、すべて神と分かち合われることになるのだから、私たちだけから生じるのではない。

だから、一つひとつの想念が神の大いなる愛のメッセージを私たちへともたらし、私たちからの愛のメッセージを神へと送り返すことになり、こうして、神自身がそう意図した通りに、万軍の主との霊的交わりは私たちのものとなる。

そして、神自身を完成させる子である私たちが神に加わるとき、神も私たちとひとつに結ばれ、私たちは完全なものとなる。



7. 私たちの準備が整ったあとに、ただその日に私たちが復習するようにと指定されたふたつの考えをそれぞれ読む。

それから、目を閉じて、それらの考えをゆっくり自分に言い聞かせるが、私たちは時間を意図された通りの目的に用いているのだから、急ぐ必要はない。

神の大いなる声を通して自分にその言葉が授けられたときのように、それぞれの言葉に神が授けた意味によってその言葉を輝かせる。

その日に私たちが復習するそれぞれの考えの中には、神が私たちに受け取るようにと置いてくれた贈り物があるので、それを受け取るように意識する。

そして、私たちは、次のような点以外には何らの型にはまった手順を用いない。



8. その日の1時間ごとに、1日を始める際に抱いた考えを私たちの心に思い浮かべて、その考えとともに静かな時を過ごす。

それから、その日に実習するふたつの考えをゆっくりと繰り返し、それらの考えが私たちのために含んでいる贈り物が見えるように十分に時間をかけ、それらの贈り物が受け取られるように意図されているところで、それらの贈り物を受け取るようにする。



9.私たちは、ほかにどんな思いも何も付け加えることなく、これらの考えをそのままのメッセージとして受け取る。

私たちが幸せと安息、果てしない静寂、完璧な確信、そして、私たちが大いなる父から承継したものとして、私たちの父が私たちに受け取るようにと意図するすべてを得るために、これ以上のことは何も必要ない。

私たちが復習を進めるに際して、実習を行う毎日は、まず、その日を自分たちにとって祝福と幸福の特別な日にしてくれたその日の考えを繰り返すことではじめ、1日を始めたのと同じようにその日を締めくくる。



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Lesson 142

My mind holds only what I think with God.
私の心が抱くのは、ただ神とともに思考する想念だけだ。





[123]
 I thank my Father for His gifts to me.
 私は、父から私に対する贈り物について父に感謝を捧げる。



[124]
 Let me remember I am one with God.
 自分が神と一体であることを私が思い出せますように。







次
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It’s not how much we give, but how much love we put into giving. – Mother Teresa

 松山 健 Matsuyama Ken
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