レッスン146「レッスン131と132の復習」

2013年11月05日
レッスン141〜150 0

無駄に見過ごさないようにしなければいけない。山川草木、ひとつとして師とならないものはない。



植芝盛平



Apprehend God in all things, for God is in all things.
万物の中に神を見よ。なぜならば、神はすべての物事の中にいるからである。

Every single creature is full of God and is a book about God.
一つひとつの被造物は、神に満たされていて、神について語る本なのだ。

Every creature is a word of God.
すべての被造物は、神の言葉なのだ。

If I spent enough time with the tiniest creature—even a caterpillar—
もし私が、最も小さな生き物、たとえそれが芋虫であっても、十分な時間をともに過ごすなら、

I would never have to prepare a sermon.
私はもうそれ以上に説教の準備をする必要がなくなるはずだ。

So full of God is every creature.
それくらい完全に神はすべての生き物に宿っているのだ。



Meister Eckhart
マイスター・エックハルト




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レッスン146です。

今日は、レッスン131と132の復習です。





今日ご紹介するのは、映画「13F」です。

13

ウィキあらすじ

ウィキペたん

「1999年。バーチャルリアリティの研究をしているダグラス・ホールは、コンピュータ内に1937年のロサンゼルスを再現しようとしていた。

ある朝、彼が目覚めると手元に血まみれのシャツがあり、自身の記憶も曖昧になっていた。そこへ彼の上司であるフラーが、何者かによって殺害されたという報せが入る。戸惑うダグラスの前に、フラーの娘を名乗るジェインという女性が現れる。フラーは生前一度も娘について話したことはなかったが、ダグラスは彼女と会ったことがあるかのようなデジャヴを覚えるのだった。

フラーの事件を調べるマクベイン刑事は、会社を引き継ぐことになるダグラスに疑いの目を向ける。身の潔白を証明すべく事件について調べるダグラスは、同僚のホイットニーからフラーがコンピューター内の仮想世界と現実とを行き来していた事実を知る。また、フラーが残した留守電から、彼が仮想世界内の個体(仮想世界で生活する人々)の一人に自分宛の手紙を託していることを知り、ダグラスもまた仮想世界に入ることを決断する。これは仮想世界の個体の意識を一時的に乗っ取るという実験段階の方法であり、不測の事態を招く危険を伴うものだった。

仮想世界で、ダグラスはジョン・ファーガソンという銀行員の中に入る。1937年のロサンゼルスは驚くほどのリアリティを持って構成されていた。ダグラス=ファーガソンはフラーの行きつけていた高級ホテルを突き止め、フラーがそこで女を買っていたという意外な事実を発見するが、フラーの手紙は見つけられないままで現実に戻ってしまう。ダグラスが去り、意識を取り戻したファーガソンは、自分が見知らぬ場所にいることに戸惑うのだった。

現実に戻ったダグラスは、トム・ジョーンズという男からフラーを殺した犯人として脅しを受ける。その場で彼を追い返したものの、不安を拭えないまま、ダグラスはジェインに会いに行く。フラーのことを相談しながらも何故か彼女に心惹かれるダグラスに、ジェインもまた彼に惹かれていることを告白する。

その晩、唐突にダグラスは逮捕される。彼について目撃証言したジョーンズが殺されたことで、二件の殺人容疑者とされたのだ。ジェインのアリバイ証言で釈放されたダグラスは、真相を求めて再び仮想世界に入る。

ダグラス=ファーガソンは、フラーが入っていた個体=グリアソンと接触する。フラーの動向が彼にデジャヴとして残っているのでは、と考えたのだ。既婚者のグリアソンは妻に誠実に生きてきたが、度々記憶が途切れた後に香水の移り香があったり、購入した覚えのない高価なタキシードを見つけたりと、フラーの行動による混乱に悩まされていた。彼の導きで高級ホテルのバーテン・アシュトンがフラーの手紙を持っていることを突き止めるが、アシュトンはそれを読み、自分が仮想世界の住人であることを知っていた。フラーの手紙には仮想世界の境界線を確かめるよう指示されており、アシュトンはそこに"この世の果て"を確認したのだ。

偽りの世界に住まわされた絶望感と怒りでダグラス=ファーガソンを殺そうとするアシュトンから、辛うじて現実へと逃れたダグラスは、ジェインがいなくなったことを知る。マクベイン刑事はフラーに娘が存在しないことを突き止めていた。ダグラスたちが会っていたのは、スーパーのレジ係で生計を立てるナターシャ・モリナーロという名の女性だった。真相に気付いたダグラスは、街から遠ざかるべくひたすら車を走らせ、そこに"この世の果て"を見出だす。自身が住む"現実"もまた仮想世界であり、ジェインこそが"現実"から仮想世界への闖入者だったのだ。

ダグラスの住む仮想世界を再び訪れたジェイン=ナターシャから全ての真相が明かされる。ジェインの夫デヴィッドがダグラスに入り込み、フラーやジョーンズを殺したのだ。デヴィッドにとって仮想世界での殺人はゲームのようなものだった。しかしジェインは夫の全能感を非道なものとして否定し、ダグラスの人格を認め、彼への愛を伝える。

一方フラーとダグラスの成功に安心したホイットニーは、真相を何も知らぬままに仮想世界への闖入を試みる。1937年のホイットニーの個体はアシュトンだった。しかしアシュトンに入り込んだホイットニーは、仮想世界を楽しむ暇もなく唐突な事故で死んでしまう。そして現実世界で目覚めた時、彼の体に戻ったのはアシュトンの精神だった。

"未来"へ突然現れたアシュトンの奇矯な振る舞いからそれと気付いたダグラスは、仮想世界に住む者同士の奇妙な共感を抱く。しかしダグラスの体は唐突にデヴィッドに乗っ取られ、デヴィッド=ダグラスはアシュトンを殺してしまう。

ダグラスへの嫉妬から妻をも殺そうとするデヴィッドだが、夫の行動を予想していたジェインは予めマクベイン刑事に全ての真相を話し、助けを依頼していた。ジェイン=ナターシャを追い詰めるデヴィッド=ダグラスを、マクベインが射殺する。マクベインはジェインに、自分たちの仮想世界をそのまま放っておいて欲しいと告げる。

ダグラスが目を覚ますと、そこはジェインの住む2024年の現実世界だった。」

マトリックスが好きな方にはハマると思います。


【序文で示された復習の手順】

1.第2部でどのように真理を適用できるか学ぶための準備を自分はしているのだと意識する


2. 各々のステップをひとつに統合する中心テーマが「私の心が抱くのは、ただ神とともに思考する想念だけだ」と確認する。

この言葉は事実であり、このことは、私たちが何者なのか、そして、私たちの大いなる父がいかなる存在なのかについての真理を表している。

この想念によって、父なる神はわが子を創造し、子を神自身との共同創造者の地位に就かせたのであり、この想念こそ、救済を子に完全に保証する想念だ。

というのも、子の心の中には、大いなる父と分かち合う思い以外はいかなる想念も留まることができないからです。

赦しがなされないために、神の子はこの想念を自覚できないままになってはいるが、この想念は永遠に真実だ。



3.その中に真の赦しの欠如が念入りに隠されている多くの形態を少しでも理解することで準備を始めよう。

それらの形態は赦そうとしない思いが目に触れて気づかれてしまわないための防衛策であり、私たちに何かほかのものを見せて、自己欺瞞を修正に取って代わらせることを通して修正がなされないままに保つことを目的とする幻想なので、その本質通りに知覚されていない。



4. それでも、私たちの自己欺瞞が真理に取って代わることはできないのだから、私たちの心が抱くのは、ただ私たちが神とともに思考する想念だけだ。

だから、私たちは、この復習のそれぞれの実習時間を始めるに際しては、自分の読むレッスンを理解し、そのレッスンが私たちに伝えようとする意味を把握できるよう自分の心を整えなければならない。



5. 毎日を、自分の心を準備する時間をとることから始め、自分の心を開いて、心から惑わすような思いを一掃し、「私の心が抱くのは、私が神とともに思考する想念だけだ」という考えだけに完全に集中し、そのほかの考えは排除する。

この考えを5分間心に抱くだけで十分に、その日を神の定める方針に沿ったものとして、私たちがその日に受け取るすべての想念を神の大いなる心に委ねることになる。



6. それらの想念は、すべて神と分かち合われることになるのだから、私たちだけから生じるのではない。

だから、一つひとつの想念が神の大いなる愛のメッセージを私たちへともたらし、私たちからの愛のメッセージを神へと送り返すことになり、こうして、神自身がそう意図した通りに、万軍の主との霊的交わりは私たちのものとなる。

そして、神自身を完成させる子である私たちが神に加わるとき、神も私たちとひとつに結ばれ、私たちは完全なものとなる。



7. 私たちの準備が整ったあとに、ただその日に私たちが復習するようにと指定されたふたつの考えをそれぞれ読む。

それから、目を閉じて、それらの考えをゆっくり自分に言い聞かせるが、私たちは時間を意図された通りの目的に用いているのだから、急ぐ必要はない。

神の大いなる声を通して自分にその言葉が授けられたときのように、それぞれの言葉に神が授けた意味によってその言葉を輝かせる。

その日に私たちが復習するそれぞれの考えの中には、神が私たちに受け取るようにと置いてくれた贈り物があるので、それを受け取るように意識する。

そして、私たちは、次のような点以外には何らの型にはまった手順を用いない。



8. その日の1時間ごとに、1日を始める際に抱いた考えを私たちの心に思い浮かべて、その考えとともに静かな時を過ごす。

それから、その日に実習するふたつの考えをゆっくりと繰り返し、それらの考えが私たちのために含んでいる贈り物が見えるように十分に時間をかけ、それらの贈り物が受け取られるように意図されているところで、それらの贈り物を受け取るようにする。



9.私たちは、ほかにどんな思いも何も付け加えることなく、これらの考えをそのままのメッセージとして受け取る。

私たちが幸せと安息、果てしない静寂、完璧な確信、そして、私たちが大いなる父から承継したものとして、私たちの父が私たちに受け取るようにと意図するすべてを得るために、これ以上のことは何も必要ない。

私たちが復習を進めるに際して、実習を行う毎日は、まず、その日を自分たちにとって祝福と幸福の特別な日にしてくれたその日の考えを繰り返すことではじめ、1日を始めたのと同じようにその日を締めくくる。



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Lesson 146

My mind holds only what I think with God.
私の心が抱くのは、ただ神とともに思考する想念だけだ。



[131]
 No one can fail who seeks to reach the truth.
 真理に到達しようと試みて失敗する者は誰もいない。

[132]
 I loose the world from all I thought it was.
 私は、私が世界とはこういうものだと思っていたあらゆる思いから、この世界を解放する。







次

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It’s not how much we give, but how much love we put into giving. – Mother Teresa

 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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