レッスン162「私は神が私を創造したまま変わっていない」

レッスン161〜170 0

赦しなくしては、欠乏的思考から抜け出すことはできません。そして赦すためには、自分が傷ついたあらゆるケースに気づいている必要があります。傷ついたと認めることです。そうすれば、それを赦すことができます。

傷を秘密にすれば、過去から逃れられません。深い傷にはまず包帯をしなければなりませんんが、癒しのプロセスを完了させるには、空気と日光にさらすことです。あらゆる無意識の信念や思い込みに対して、意識の光を当てることが必要なのです。

欠乏感は、大切な教師です。あなたん環境に表れた欠乏部分はすべて、内面の無価値観の反映ですから、その無価値観を意識に昇らせなければなりません。

欠乏の経験は、があなたを罰しているのではありません。あなたが自分自身に対して、修正すべき信念があることを教えているだけです。

あなたは自分自身を愛する力を持っています。この力を自分の中に目覚めさせたとき、初めて真にスピリチュアルな成長が始まります。

自分がいかに自分自身に愛を惜しんでいるかを見てとることで、自分を愛せるようになります。そして、自分自身にどれだけ愛を惜しんでいるかは、他人に愛をどれだけ出し惜しみするかを見ればわかります。

豊かさがあなたの人生に入ってくるのは、何かいわくありげな呪文を覚えることによってではなく、自分の精の傷ついた部分に愛をもたらすことを学んだときです。愛はあらゆる分離と競合の感覚を癒し、悪感を持たない、もともとの完全さの自覚をよみがえらせてくれます。

イエス・キリスト(ポール・フェリーニ著「無条件の愛 キリスト意識を鏡として」より)






レッスン162です。

「私はが私を創造したまま変わっていない」が今日のテーマです。






⒋「So wholly is it changed that it is now the treasury in which God places all His gifts and all His Love, to be distributed to all the world, increased in giving; kept complete because its sharing is unlimited.
 この言葉を用いる者の心は完全に変わるので、いまや、その心は、の贈り物のすべてとの大いなる愛をが納める宝庫となります。宝庫の中の宝物は世界中に分配され、与えることによってどんどん増えてゆきます。宝物は無限に分かち合われるので、宝物は完璧なままに保たれます。

 And thus you learn to think with God.
 こうして、あなたは神とともに思考することを学びます。」

「私は神が私を創造したまま変わっていない」という言葉を用いる者の心は、神のすべての贈り物と大いなる愛の宝庫となる、というイメージはとても心を豊かにしてくれます。


エゴに感染していたときには、心は自らの内面の欠乏感に駆られて、外から奪い取ったものを自分の中に取り込んで自分を肥大化させることに汲々としていました。

それが、自分は神に創造されたままの神の子であるという自覚を取り戻した個別の心は、もはやエゴ・身体としてのアバターを真の自分とみなすことはありません。

依然として、アバターは存続し、個別の心はアバターを介して世界の中を動き回り、外観上は、以前と何の変化も認められないでしょう。

しかし、このアイデンティティーのシフトは、アバターの位置づけをまるっきり変えてしまいます。

自分の体内世界を探索するために、カプセル内視鏡を飲み込んで、内視鏡のカメラから見える体内世界を眺める状態が続き、自分が人間だということを忘れて、内視鏡から見える体内が世界であり、内視鏡が自分だと信じ込む狂気に陥った状態がこの世界の中で自分が人間だと信じてエゴ・身体として生きる私たちの状態です。

この狂気の状態では、内視鏡が破壊されずに存続することが最優先となり、周りに見えている人体世界の他の細胞や器官は外敵であり、自分である内視鏡が存続するために犠牲となるべき獲物にしか見えません。

狂気を脱して正気を取り戻したら、内視鏡がそれまで自分の敵だと思い込んでいた細胞たちを含めた世界全体のほうこそ、自分が所有し、自分自身でもある、大切な自分の身体だったのだと気づくことになります。

このとき、正気を取り戻したその人は、内視鏡が自分だと誤解して周囲の細胞や器官を攻撃し搾取していた狂気がいかに深刻なものであったか思い知ることでしょう。

正気を取り戻したあとは、内視鏡は、大切な体内世界の中に随意にアクセスできる経路として、体内世界を構成する全存在への愛を運び届けるための方便となるでしょう。

私たちも、神の子の自覚を取り戻すなら、身体は、真の自己が宿る分身として自分と同じ存在である他のアバターたちに、真の自己が持っている無限の資源を供給するために活用できるパイプとして活用できる道具となるし、それ以上の価値を持つものとしての位置づけはできなくなります。

それまでは、水道管が詰まってほとんど水の出ない多くの蛇口のひとつを自分だと思い込んでいたわけですが、詰まりが解消して水源から無限に水が供給されるようになったわけであり、自分の蛇口から放出する水を他の蛇口にホースでつないでその水道管の詰まりを解消してあげれば、その蛇口も自分と同じように無限の水源からの供給を得られるようになるとわかるので、奪うことではなく、与えることが喜びとなります。

自分の全身が麻痺症状に陥っていて閉じていて見えなかった目が見えるようになり、動かなかった腕や指が動くなるのを喜ぶように、兄弟が愛によって目覚めることは喜びでしかなくなるはずです。





Lesson 162



I am as God created me.
私はが私を創造したまま変わっていない。




1. This single thought, held firmly in the mind, would save the world.
 深く心に刻み込むなら、このひとつの思いが世界を救うでしょう。

 From time to time we will repeat it, as we reach another stage in learning.
 これから私たちが学びの新たな段階に到達するたびに、折に触れて、私たちはこの考えを繰り返すことになります。

 It will mean far more to you as you advance.
 あなたが前進するにつれて、「私は創造されたままの私だ」という考えは、あなたにとってより大きな意味を持ってくるはずです。

 These words are sacred, for they are the words God gave in answer to the world you made.
 この言葉神聖なものです。というのは、この言葉はあなたの作り出した世界に対する答えとしてが与えてくれたものだからです。

 By them it disappears, and all things seen within its misty clouds and vaporous illusions vanish as these words are spoken.
 この言葉によって世界は消滅し、この言葉が語られるとき、世界のぼんやりとした雲や靄のような幻想の中に見えていたすべての物事は消え去ります。

 For they come from God.
 というのは、この言葉に由来するからです。



2. Here is the Word by which the Son became his Father's happiness, His Love and His completion.
 ここに大いなる言葉があり、この言葉によって、の子は父の幸福となり、父の愛となり、父の完成となったのです。

 Here creation is proclaimed, and honored as it is.
 ここにおいて、創造が宣言され、あるがままに讃えられます。

 There is no dream these words will not dispel; no thought of sin and no illusion which the dream contains that will not fade away before their might.
 この言葉に払い除けられないような夢は何ひとつありません。この言葉の力強さを前にしては、その夢がどんなの思いや幻を含むものであろうと、すべて消え去ってしまいます。

 They are the trumpet of awakening that sounds around the world.
 この言葉は、世界中に鳴り響く目覚めのトランペットです。

 The dead awake in answer to its call.
 その呼びかけに答えて、者も目を覚まします。

 And those who live and hear this sound will never look on death.
 そして、生きてこの音を聞く者たちは、決してを見ることはなくなるでしょう。



3. Holy indeed is he who makes these words his own; arising with them in his mind, recalling them throughout the day, at night bringing them with him as he goes to sleep.
 これらの言葉を心に抱いて目を覚まし、1日を通して、この言葉を思い出し、夜には、その言葉とともに眠りに就くことで、この言葉を自分のものにする者は本当に神聖です。

 His dreams are happy and his rest secure, his safety certain and his body healed, because he sleeps and wakens with the truth before him always.
 彼の夢は幸せな夢となり、彼は安全に休みます。彼は安全を保障され、彼の身体は癒されます。なぜなら、彼は、つねに真理を前にして眠って起きることになるからです。

 He will save the world, because he gives the world what he receives each time he practices the words of truth.
 彼は世界を救うでしょう。なぜなら、彼は、自分が真理の言葉を実習するたびに、自分の受け取るものをこの世界に与えることになるからです。



4. Today we practice simply.
 今日、私たちは簡単に実践します。

 For the words we use are mighty, and they need no thoughts beyond themselves to change the mind of him who uses them.
 というのは、私たちの用いる言葉は強力なので、この言葉を用いる者の心を変えるために、この言葉以外にはいかなる考えも必要ないからです。

 So wholly is it changed that it is now the treasury in which God places all His gifts and all His Love, to be distributed to all the world, increased in giving; kept complete because its sharing is unlimited.
 この言葉を用いる者の心は完全に変わるので、いまや、その心は、神の贈り物のすべてと神の大いなる愛を神が納める宝庫となります。宝庫の中の宝物は世界中に分配され、与えることによってどんどん増えてゆきます。宝物は無限に分かち合われるので、宝物は完璧なままに保たれます。

 And thus you learn to think with God.
 こうして、あなたは神とともに思考することを学びます。

 Christ's vision has restored your sight by salvaging your mind.
 キリストのヴィジョンが、あなたの心を救い出すことによって、真に見る力をあなたに回復させてくれたのです。



5. We honor you today.
 私たちは、今日、あなたを讃えます。

 Yours is the right to perfect holiness you now accept.
 あなたには今、完璧な神聖さを受け入れる権利があります。

 With this acceptance is salvation brought to everyone, for who could cherish sin when holiness like this has blessed the world?
 この完璧な神聖さを受け入れることで、救済がすべての人々にもたらされます。というのは、これほどの神聖さが世界を祝福しているというのに、を大切にしていられる者など誰もいないからです。

 Who could despair when perfect joy is yours, available to all as remedy for grief and misery, all sense of loss, and for complete escape from sin and guilt?
 完璧な喜びが自分のものであり、誰もが悲嘆や惨めさ、あらゆる喪失感、そして、悪感からの完全なる解放のための治療法としてこの完璧な喜びを利用できるというのに、いったい誰が絶望していられるでしょうか。



6. And who would not be brother to you now; you, his redeemer and his savior.
 そして、いまや、あなたの兄弟であろうとしない者はいないはずです。あなたはみんなのを贖うみんなの救い主だからです。

 Who could fail to welcome you into his heart with loving invitation, eager to unite with one like him in holiness?
 いったい誰が、愛をこめて招待し、神聖さの中で自らと同じ存在とひとつに結びつきたいとの熱望をもって、自分の心の中にあなたを喜んで迎え入れずにいられるでしょうか。

 You are as God created you.
 あなたは神があなたを創造したまま変わっていません。

 These words dispel the night, and darkness is no more.
 この言葉が暗い夜を追い払ってくれるので、もうこれ以上闇はなくなります。

 The light is come today to bless the world.
 今日、世界を祝福するために光が訪れたのです。

 For you have recognized the Son of God, and in that recognition is the world's.
 というのも、あなたが神の子に気づき、その認識によってこの世界も神の子に気づくことになるからです。


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それでは、ブリトニーさんのレッスンです。




次

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 松山 健 Matsuyama Ken
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