アシュターヴァクラ・ギーター
アシュターヴァクラ・ギーターは、アドヴァイタ・ヴェーダーンタ(不二一元論)の真髄をシンプルにあらわす美しい詩篇です。

奇跡のコースの学習者にとって、とても役立つアフォリズム(物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句。警句。金言。箴言 (しんげん) )が詰まっていると思います。
分厚い奇跡のコースだと読むことに取りかかるために、気持ちを奮い立たせなければならないという人でも、この薄い本ならつねに携帯して手が空いたときにぱっと開いたページの一節を読むということができます。
私もいつも鞄に忍ばせて、暇があると開いてみる本です。
薄い本ですし、詩なので、文字数も少ないですが、読むたびに新たな気づきを与えてくれる不思議な本です。
みなさんにも、ぜひ読んでみていただければと思います。
「アシュターバクラ・ギーター 真我の輝き」(ナチュラルスピリット)から一節を引用してご紹介します。

奇跡のコースの学習者にとって、とても役立つアフォリズム(物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句。警句。金言。箴言 (しんげん) )が詰まっていると思います。
分厚い奇跡のコースだと読むことに取りかかるために、気持ちを奮い立たせなければならないという人でも、この薄い本ならつねに携帯して手が空いたときにぱっと開いたページの一節を読むということができます。
私もいつも鞄に忍ばせて、暇があると開いてみる本です。
薄い本ですし、詩なので、文字数も少ないですが、読むたびに新たな気づきを与えてくれる不思議な本です。
みなさんにも、ぜひ読んでみていただければと思います。
「アシュターバクラ・ギーター 真我の輝き」(ナチュラルスピリット)から一節を引用してご紹介します。
「9 無執着
1
こちらは見て
あちらは無視する
ひとつのことを
別のことに対立させる
こういうことから自由な人はいるのだろうか?
いつになったら、それから自由になれるのだろう?
よく考えて見なさい
情に流されず
執着せず
手放しなさい
2
わが子よ、
人間のありさまを観察し
快楽と知識への欲望
そして人生そのものへの欲望を
放棄した人は稀だ
彼は祝福されたのだ
3
何ひとつ存続しない
何ひとつ実在ではない
すべては苦しみ
果てのない三重苦だ!
まったく何の価値もない
これを知りなさい
すべてをあきらめなさい
そして静かに在りなさい
4
人間はいったい、いつになったら、
ひとつのことを別のことに対立させるのをやめるのか?
あらゆる対立を棄て去りなさい
何が起ころうとも幸せでありなさい
そして、あなた自身を満たしなさい
5
師や聖者や探求者たち
彼らはみな違ったことを言う
誰であれ、これを知る人は
無執着とともに、静かになる
6
真の師は冷静に考え
すべてはひとつだと見なす
彼はものごとの本性
覚醒の本質を理解したのだ
彼がふたたび生まれ変わることはない
7
変化するものごとの中に
それらの純粋な姿だけを見なさい
自己の本性の内にとどまりなさい
あなた自身を解き放ちなさい
8
世界はただ偽りの印象の集まりにすぎない
あきらめなさい
幻を手放しなさい
世界を手放しなさい
そして自由に生きるのだ」(アシュターバクラ・ギーター 真我の輝き ナチュラルスピリット76ページ~79ページ)
1
こちらは見て
あちらは無視する
ひとつのことを
別のことに対立させる
こういうことから自由な人はいるのだろうか?
いつになったら、それから自由になれるのだろう?
よく考えて見なさい
情に流されず
執着せず
手放しなさい
2
わが子よ、
人間のありさまを観察し
快楽と知識への欲望
そして人生そのものへの欲望を
放棄した人は稀だ
彼は祝福されたのだ
3
何ひとつ存続しない
何ひとつ実在ではない
すべては苦しみ
果てのない三重苦だ!
まったく何の価値もない
これを知りなさい
すべてをあきらめなさい
そして静かに在りなさい
4
人間はいったい、いつになったら、
ひとつのことを別のことに対立させるのをやめるのか?
あらゆる対立を棄て去りなさい
何が起ころうとも幸せでありなさい
そして、あなた自身を満たしなさい
5
師や聖者や探求者たち
彼らはみな違ったことを言う
誰であれ、これを知る人は
無執着とともに、静かになる
6
真の師は冷静に考え
すべてはひとつだと見なす
彼はものごとの本性
覚醒の本質を理解したのだ
彼がふたたび生まれ変わることはない
7
変化するものごとの中に
それらの純粋な姿だけを見なさい
自己の本性の内にとどまりなさい
あなた自身を解き放ちなさい
8
世界はただ偽りの印象の集まりにすぎない
あきらめなさい
幻を手放しなさい
世界を手放しなさい
そして自由に生きるのだ」(アシュターバクラ・ギーター 真我の輝き ナチュラルスピリット76ページ~79ページ)