レッスン252「私の正体は神の子だ」
You are not what others think you are.
あなたは他者があなただと思っている存在ではありません。
You are what God knows you are.
あなたは神があなただと知る者なのです。

Shannon Alder
シャノン・オルダー

レッスン252です。
「私の正体は神の子だ」が今日のテーマです。
まず、罪とは何かをご覧ください。

主人公にとって、読者は自分自身と呼べる近さにありながら、読者のいる世界はまったくの異世界である
1.「How far beyond this world my Self must be, and yet how near to me and close to God!
私の大いなる自己は、なんとこの世界からはるかにかけ離れたものだろう。それでありながら、私の大いなる自己は、なんと私の間近にあり、なんと神のすぐそばにあることだろう。」
遠大で把握しがたい知られざる真理を深みを湛えて美しく詩的に表現した文章に聞こえるかもしれませんが、ゲームや物語世界の主人公と現実世界でのゲームプレイヤーや読者の関係性に置き換えれば、文字どおりのありのままの事実を素朴かつ簡潔に表現したものだということがわかります。
ひとつ前のレッスンのエッセイで述べたように、自分を細分化して幻想世界の人間という卑小な生き物が自分だと思い込んでいる神の子が本当の自分を取り戻すために、赦しを手段として兄弟や世界は自分と等しい同じひとつの存在だという認識が必要です。
人体内世界でのアナロジー
はたらく細胞の人体に置き換えると、この認識は、自分だと思っていた存在は人体を構成する細胞であり、ほかの60兆個の細胞たちも自分と同じ人体を構成するものとして自分自身であるという自覚に相当します。
そしてさらに、脳を含めた人体は魂が所有しており、真の自分はこの魂であるという認識に相当するのが、自分や他者というアバターとなってさまざまな体験をしていた世界を作り出していた神の子こそが真の自分だという自覚です。

Lesson 252
The Son of God is my Identity.
私の正体は神の子だ。
1. My Self is holy beyond all the thoughts of holiness of which I now conceive.
私の本当の自己は、今の私に想像できるどんな神聖な思考も及びつかないほど神聖な存在だ。
Its shimmering and perfect purity is far more brilliant than is any light that I have ever looked upon.
私の大いなる自己の煌く完璧な清浄さは、私がこれまで目にしたことのあるどんな光もはるかに及ばないほど眩しく光り輝いている。
Its love is limitless, with an intensity that holds all things within it, in the calm of quiet certainty.
私の大いなる自己の愛は無限であり、すべての物事をその内に、静かな確実さの中に穏やかに保つ力強さを備えている。
Its strength comes not from burning impulses which move the world, but from the boundless Love of God Himself.
私の大いなる自己の力強さは、この世界を突き動かす燃えるような衝動に由来するのではなく、神自身の果てしない大いなる愛に由来するものだ。
How far beyond this world my Self must be, and yet how near to me and close to God!
私の大いなる自己は、なんとこの世界からはるかにかけ離れたものだろう。それでありながら、私の大いなる自己は、なんと私の間近にあり、なんと神のすぐそばにあることだろう。
2. Father, You know my true Identity.
父よ、あなたは私が本当は誰なのか知っています。
Reveal It now to me who am Your Son, that I may waken to the truth in You, and know that Heaven is restored to me.
今こそ、あなたの子である私に、あなたの中にある真理に目覚めて、天国が自分に回復されたと知ることができるように、私の真のアイデンティティーを明らかにしてください。

それでは、ブリトニーさんのレッスンです。

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