レッスン257「自分の目的が何なのか、私に思い出させてください」

2014年03月15日
レッスン251〜260 0

君には君の霊以外に真の所有物はないことを肝に銘ずるがよい。断固として最上の生活形態を選べ。



ピタゴラス




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レッスン257です。

「自分の目的が何なのか、私に思い出させてください」が今日のテーマです。


まず、罪とは何かをご覧ください。




忘れることに罪悪感を覚える必要はない

神の平安に達するという目的を心に掲げて忘れずにいれば、その手段となる赦し以外の役目は、目的達成を促進するどころか阻害するだけなので、次第に目的と矛盾するものとして、思考と行動から外れてゆくことになります。

心に掲げるといっても、日常の忙しさに紛れて、朝、今日1日はこの目的を忘れないようにしようと誓ったはずなのに、夜落ち着いて寝る間際になってようやく思い出すということもありえるし、むしろ、忘れるほうが自然なことです。

だから、忘れることに罪悪感を抱く必要はまったくありません。

ただし、自分なりの忘れてしまうパターンを経験的に見極めて、備忘のための仕組みづくりをすることは重要です。

指輪やアクセサリーや身に付けるものにリマインドのための言葉を刻印したり、象徴となる印を日常的に目にするところに配置する、スマホの待ち受け画面やアラーム機能やアプリを活用する、スマートウォッチを使うなど、自分にあった備忘システムを見つけられるとよいでしょう。



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Lesson 257

Let me remember what my purpose is.
自分の目的が何なのか、私に思い出させてください。



1. If I forget my goal I can be but confused, unsure of what I am, and thus conflicted in my actions.
 もし私が自分の目標を忘れてしまったら、自分が何者なのか確信が持てなくなり、そのために自分の行動が矛盾してしまって、私は混乱せずにはいられない。

 No one can serve contradicting goals and serve them well.
 誰であれ、矛盾する目標を掲げながら、両方の目標をともにうまく果たすことのできる者はいない。

 Nor can he function without deep distress and great depression.
 しかも、彼は役目を果たそうとして、深刻な苦悩や深刻な憂鬱感を持たずにはいられない。

 Let us therefore be determined to remember what we want today, that we may unify our thoughts and actions meaningfully, and achieve only what God would have us do this day.
 だから、今日は、自分が何を望んでいるのか思い出すことに決めよう。そうすれば、私たちは、自分たちの思考と行動を有意義に統一して、この日に神が私たちになさせようとすることだけを成し遂げられるだろう。



2. Father, forgiveness is Your chosen means for our salvation.
 父よ、赦しこそ、私たちの救済のためにあなたが選んでくれた手段です。

 Let us not forget today that we can have no will but Yours.
 私たちがあなたの意志以外にはいかなる意志も抱くことができないことを、今日、私たちが忘れないようにさせてください。

 And thus our purpose must be Yours as well, if we would reach the peace You will for us.
 したがって、もし私たちがあなたが私たちのために意図する平安に到達することを意図するとすれば、私たちの目的は、あなたの目的でもあるに違いありません。


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それでは、ブリトニーさんのレッスンです。





次

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 松山 健 Matsuyama Ken
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