W2ST-10.最後の審判ってなに?

2014年05月24日
ワークブック・パート②特別解説 0

人の一生は動き回る影法師、哀れな役者に過ぎぬ。自分の出番のときだけ舞台の上でふんぞり返ったり、わめいたり。だが、その声もやがて聞こえなくなる。人の一生とは、うつけ者が唱える物語。がやがやとすさまじいばかり、ついには何のとりとめもありはせぬ。



ウィリアム・シェイクスピア







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今回は「最後の審判とは何か」です。


参考に、「最後の審判」って恐ろしいものなの?をご覧ください。


最後の審判は、この世界で知覚することが終わって最後に下される裁きです。





「5. This is God's Final Judgment: "You are still My holy Son, forever innocent, forever loving and forever loved, as limitless as your Creator, and completely changeless and forever pure. Therefore awaken and return to Me. I am your Father and you are My Son.
 神の最後の審判とは次の通りのものです。『あなたは今なお私の聖なる子であり、永遠に潔白で、永遠に愛に満ちて永遠に愛され、あなたを創造した私と同じように無限で、まったく変わることのない永遠に清らかな存在です。だから、目を覚まして私の下へと帰ってきなさい。私はあなたの父であり、あなたこそ私の子なのです。』」


チェシャ (1) (1)


Workbook Part2


10. What Is the Last Judgment?
最後の審判とは何か



1. Christ's Second Coming gives the Son of God this gift: to hear the Voice for God proclaim that what is false is false, and what is true has never changed.
 キリストの再臨は、神の子に次の贈り物を授けます。それは、神を代弁する大いなる声が、虚偽であるものは虚偽であり、真実であるものは一度も変わってはいないと宣言するのを聞くことです。

 And this the judgment is in which perception ends.
 そして、これは裁きであり、この裁きによって知覚は終わりを迎えます。

 At first you see a world that has accepted this as true, projected from a now corrected mind.
 最初は、あなたは、このことを真実として受け入れた世界、いまや修正された心から投影された世界を目にします。

 And with this holy sight, perception gives a silent blessing and then disappears, its goal accomplished and its mission done.
 そして、この神聖な光景を前にして、知覚は、その目標を達成し、その使命を成し遂げたので、静かな祝福を与えてから消え去ります。



2. The final judgment on the world contains no condemnation.
 この世界に対する最後の審判には、何の非難も含まれていません。

 For it sees the world as totally forgiven, without sin and wholly purposeless.
 というのも、最後の審判は、この世界を完全に赦されて、罪がなく完全に無益なものとみなすからです。

 Without a cause, and now without a function in Christ's sight, it merely slips away to nothingness.
 原因をなくして、もはやキリストの視界の中で無用のものとなったので、この世界はただ無へと滑るように消え去るだけです。

 There it was born, and there it ends as well.
 この世界が生じた場所で、この世界は同じように終わります。

 And all the figures in the dream in which the world began go with it.
 そして、この世界がその中で始まった夢の中のすべての登場人物たちは、この世界とともに消え去ります。

 Bodies now are useless, and will therefore fade away, because the Son of God is limitless.
 いまや身体は無用のものとなり、それゆえに、徐々に姿を消します。なぜなら、神の子は無限なるものだからです。



3. You who believed that God's Last Judgment would condemn the world to hell along with you, accept this holy truth: God's Judgment is the gift of the Correction He bestowed on all your errors, freeing you from them, and all effects they ever seemed to have.
 あなたは、神の最後の審判がこの世界をあなたもろともに地獄に追いやるものと信じていましたが、次の神聖な真理を受け入れるがよいでしょう。それは、神の審判は、神があなたのすべての誤りに対して授けてくれた大いなる修正という贈り物であり、あなたをすべての誤りとそれらがこれまで生じさせていたように思えたすべての結果から解放してくれるということです。

 To fear God's saving grace is but to fear complete release from suffering, return to peace, security and happiness, and union with your own Identity.
 神の救いという恵みを恐れることは、苦しみから完全に解放され、平安を取り戻して安全に幸福になり、本当の自分自身と結ばれるのを恐れることにほかなりません。



4. God's Final Judgment is as merciful as every step in His appointed plan to bless His Son, and call him to return to the eternal peace He shares with him.
 神の最後の審判は、神の子を祝福して、神が子と分かち合う永遠の平安へと神の子を呼び戻すために神が定めた計画における歩みの一つひとつと同じく慈悲に溢れたものです。

 Be not afraid of love.
 愛を恐れないでください。

 For it alone can heal all sorrow, wipe away all tears, and gently waken from his dream of pain the Son whom God acknowledges as His.
 というのも、愛だけがすべての悲しみを癒し、すべての涙を拭い去り、そして、神が自らの子であると認めているその子が見ている苦しみの夢から、彼を優しく目覚めさせてくれるからです。

 Be not afraid of this.
 悪夢から目覚めることを恐れないでください。

 Salvation asks you give it welcome.
 救済は、あなたに救済を快く迎え入れるようにと求めているのです。

 And the world awaits your glad acceptance, which will set it free.
 そして、この世界は、あなたが喜んでこのことを受け入れることで、自らが解放されるのを待っています。



5. This is God's Final Judgment: "You are still My holy Son, forever innocent, forever loving and forever loved, as limitless as your Creator, and completely changeless and forever pure. Therefore awaken and return to Me. I am your Father and you are My Son.
 神の最後の審判とは次の通りのものです。「あなたは今も私の聖なる子のままです。あなたは、永遠に潔白で、永遠に愛に満ちて永遠に愛され、あなたを創造した私と同じように無限で、まったく変わることのない永遠に清らかな存在です。だから、目を覚まして私の下へと帰ってきなさい。私はあなたの父であり、あなたこそ私の子なのです。」


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それでは、ブリトニーさんのレッスンです。



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It’s not how much we give, but how much love we put into giving. – Mother Teresa

 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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