T25-2 闇からの救い主

2014年09月30日
テキスト第25章(神の正義) 0

兄弟を引きずり降ろすことことによっては天国に行けません。しかし、兄弟を背負って連れて行こうとしても、やはり天国には行けないのです。あなたがたはひとり残らず、自分自身の無実を見出す手立てが与えられているからです。ただ、兄弟の在り方を認め、その旅を祝福しなさい。助けを求められたら、喜んで助けなさい。しかし、彼が自分でなすべきことを肩代わりしてはいけません。
境界を超えて成長しようと思うなら、まず適切な境界線が必要です。あなたの心の平和や幸福を兄弟の責任にせず、また兄弟の平和や幸福を自分の責任にもしないことです。兄弟はあなたを救うためではなく、自分を救うためにここにいるのですから。

Jesus Christ

イエス・キリスト(ポール・フェリーニ著「無条件の愛 キリスト意識を鏡として」より)





VqDCJbPS (1) (1)


今回は、テキスト第二十五章から、闇からの救い主という一節をご紹介します。






ふたつの絵

本節は、T17-4 ふたつの絵での絵と額縁のお話を前提にしていますので、「ふたつの絵」をまず再読していただければと思います。


兄弟の身体という額縁は絵を覆い隠してしまいますが、身体という額縁の中に、神がはめた傑作を見ようとするなら、それまで身体という額縁に気を取られていたときには神の子の拙劣な似顔絵であるエゴという小さな絵のかかっていたところに、永遠に実在する神の子の姿が見えてきます。

私たちは、自分が他者と分離していると思い、闇の中で救いを求めています。

この闇からは、自分だけ助かろうとしても抜け出すことはできないし、他者と競争して抜け駆け的に脱出することもできません。

というのも、本当は、個別の自己があるというのは錯覚で、神のひとり子が個別の自己へと自分を無数に分裂させる狂気に陥っているわけなので、個別の自己のひとつに引きこもったり、個別の自己のどれかを他の自己から優先し、他を排除することは、狂気を増大させることにしかならないからです。


救いの公式

それゆえに、神は私たちに自分ひとりでは救済を得られないという仕組み( 救いの公式)によって私たちを保護してくれているのであり、神は、私たち兄弟みんなの中に、お互いを救う力を与えてくれています。

11.「To you and your brother is given the power of salvation, that escape from darkness into light be yours to share; that you may see as one what never has been separate, nor apart from all God's Love as given equally.
 あなたと兄弟には、救いの力が与えられています。それは、闇から光への脱出をあなたたちが分かち合えるようになるためであり、一度も分離したことのないもの、平等に授けられている神の大いなる愛のすべてから分離したことのないものを、あなたがひとつのものとして見ることができるようになるためなのです。」

だから、お互いの中に同じ聖霊がいることに気づくことで、私たちはお互いを闇から救い出すお互いにとっての救い主となることができます。


闇の額縁に惑わされずに絵のほうに目を向ける

身体という闇の額縁に意識を奪われずに兄弟を見て、たとえその兄弟自身は自分は身体だと信じて闇の額縁しか見ていなくても、私たちは、そこに自分の救い主がいる、キリストがいると見なければなりません。

というのも、それが真実だからです。

ひとつ前の節で、エゴ・身体というアバターに自己同一化することが、実在の不在が本物であるかのごとく見えるようにする仕組みだということをお話ししました。

この仕組みによって、自分のエゴ・身体への同一化の錯覚と他者が自分以外の存在に見える錯覚は連動して起こります。

ですから、身体という闇の額縁から聖霊という光の額縁にフレームを切り替えて自他に通じる本質を見ることが実在のみを見るためには必要です。



ゆにこーん_1225101759 (2) (1)

テキスト第二十五章 



II. The Savior from the Dark
二 闇からの救い主



1. Is it not evident that what the body's eyes perceive fills you with fear?
 肉眼で知覚するものがあなたを恐怖心で満たすのは明らかではないでしょうか。

 Perhaps you think you find a hope of satisfaction there.
 ひょっとするとあなたは、自分には肉眼で知覚するものに満足できる希望を見出せると思っているかもしれません。

 Perhaps you fancy to attain some peace and satisfaction in the world as you perceive it.
 もしかするとあなたは、自分が世界をどう知覚するか次第では、世界の中で、それなりの平安と満足を得られると空想しているかもしれません。

 Yet it must be evident the outcome does not change.
 しかし、その結果が変わらないのは明白なはずです。

 Despite your hopes and fancies, always does despair result.
 あなたの希望や空想にもかかわらず、必ず結果は失望に終わります。

 And there is no exception, nor will there ever be.
 そして、このことに一切の例外はないし、それが変わる見込みはこれからもないでしょう。

 The only value that the past can hold is that you learn it gave you no rewards which you would want to keep.
 過去が唯一価値を持ちうるとすれば、それは、あなたが取っておきたいと思うようないかなる報いも過去はあなたに与えてはくれなかったと学ぶことだけです。

 For only thus will you be willing to relinquish it, and have it gone forever.
 というのも、ただこのことを学ぶことだけが、あなたに過去を手放し、過去を永遠に消え去らせてもよいという気にさせるからです。



2. Is it not strange that you should cherish still some hope of satisfaction from the world you see?
 あなたが今なお、自分の見ている世界から満足を得られる見込みがあると多少なりとも心に希望を抱いているのは奇妙なことではないでしょうか。

 In no respect, at any time or place, has anything but fear and guilt been your reward.
 いかなる観点からしても、どのような時や場所においても、あなたが報いとして得たものは、ただ恐怖と罪悪感でしかなかったはずです。

 How long is needed for you to realize the chance of change in this respect is hardly worth delaying change that might result in better outcome?
 あとどれくらいの時間をかければ、このことが変わる可能性に賭けることには、よりよい結果をもたらすかもしれない変化を遅らせてまで待つ値打ちなどまるでないとあなたは気づいてくれるでしょうか。

 For one thing is sure; the way you see, and long have seen, gives no support to base your future hopes, and no suggestions of success at all.
 というのも、あなたのものの見方、それもあなたがこれまで長い間見てきたものの見方は、あなたの未来への希望を支える基盤も、成功する気配すらまったく与えてはくれないということだけは確かなことだからです。

 To place your hopes where no hope lies must make you hopeless.
 あなたが何の希望もないところに望みを託すなら、あなたは必ず絶望することになります。

 Yet is this hopelessness your choice, while you would seek for hope where none is ever found.
 しかし、いまだかつて何の希望も見つかったためしのないところであなたが希望を探そうとしているかぎり、こんな絶望状態をあなたは選んでいるのです。

名称未設定

3. Is it not also true that you have found some hope apart from this; some glimmering,--inconstant, wavering, yet dimly seen,--that hopefulness is warranted on grounds that are not in this world?
 もっとも、あなたがこれとは別の何らかの希望を見出しているというのもまた本当のことではないでしょうか。それはまだ、かすかに光って不安定に揺らめいて、ぼんやりと見えるだけですが、この世界の中にはない基盤に裏打ちされた希望です。

 And yet your hope that they may still be here prevents you still from giving up the hopeless and unrewarding task you set yourself.
 そうだというのに、まだこの世界にもそのような希望があるかもしれないというあなたの希望が、あなたが自分自身に課した見込みもなく報われることもない任務をいまだに諦めさせないように妨げています。

 Can it make sense to hold the fixed belief that there is reason to uphold pursuit of what has always failed, on grounds that it will suddenly succeed and bring what it has never brought before?
 これまでつねに失敗に終わってきたことでも、それが思いがけずに成功して、それが以前に一度ももたらしたことのないものをもたらしてくれるかもしれないという見方を基盤にして、つねに失敗してきたことを追求し続ける理由が存在すると頑固に信じるのは、はたして道理に適うことでしょうか。



4. Its past has failed.
 そのような過去は、失敗に終わったのです。

 Be glad that it is gone within your mind, to darken what is there.
 そんな過去があなたの心から消え去っており、あなたの心にあるものを翳らせていはいないことを喜ぶがよいでしょう。

 Take not the form for content, for the form is but a means for content.
 形態は内容のための手段にすぎないのだから、形を中身と取り違えてはなりません。

 And the frame is but a means to hold the picture up, so that it can be seen.
 つまり、額縁は絵がよく見えるように掲げる道具でしかないのです。

 A frame that hides the picture has no purpose.
 中の絵を隠してしまうような額縁は何の役にも立ちません。

 It cannot be a frame if it is what you see.
 もしあなたに額縁しか見えないなら、それは額縁とはいえません。

 Without the picture is the frame without its meaning.
 絵がなければ、それは額縁としての意味をなしません。

 Its purpose is to set the picture off, and not itself.
 額縁の目的は、額縁そのものではなく、絵を引き立たせることだからです。

名称未設定

5. Who hangs an empty frame upon a wall and stands before it, deep in reverence, as if a masterpiece were there to see?
 いったい誰が、絵の嵌められていない空の額縁を壁に掛けて、まるでそこに傑作が見えているかのように、その前に佇んで深い感銘に浸ったりするでしょうか。

 Yet if you see your brother as a body, it is but this you do.
 しかし、もしあなたが自分の兄弟を身体として見るなら、あなたがしているのは、まさにこれと同じことでしかないのです。

 The masterpiece that God has set within this frame is all there is to see.
 この兄弟の身体という額縁の中に見るべきものは、そこに神が嵌めてくれた傑作だけです。

 The body holds it for a while, without obscuring it in any way.
 身体は、その傑作をしばらくの間包んではいますが、その傑作を少しも不明瞭にすることはありません。

 Yet what God has created needs no frame, for what He has created He supports and frames within Himself.
 とはいえ、神が創造したものには、いかなる額縁も必要ありません。なぜなら、神は自ら創造したものを、神自身の内に支えて包み込んでくれているからです。

 His masterpiece He offers you to see.
 神は、自らの傑作をあなたに見るようにと差し延べてくれています。

 And would you rather see the frame instead of this?
 それなのに、あなたはその傑作よりも額縁のほうを見ていようというのでしょうか。

 And see the picture not at all?
 少しも絵のほうは見ないつもりなのでしょうか。



6. The Holy Spirit is the frame God set around the part of Him that you would see as separate.
 聖霊は、あなたが分離しているものとして見ようとする神の一部分の周りに神が嵌めてくれる額縁です。

 Yet its frame is joined to its Creator, One with Him and with His masterpiece.
 とはいえ、この額縁は、その創造主である神と結ばれており、神とも神の傑作ともひとつのものです。

 This is its purpose, and you do not make the frame into the picture when you choose to see it in its place.
 これこそ、聖霊という額縁の目的であり、あなたが絵の代わりに額縁を見ることを選んだところで、あなたは額縁を絵に変えることにはなりません。

 The frame that God has given it but serves His purpose, not yours apart from His.
 神が絵に授けてくれた額縁は、ただ神の目的に仕えるだけで、神の目的とは別にあなたの目的に仕えることはないからです。

 It is your separate purpose that obscures the picture, and cherishes the frame instead of it.
 絵を不明瞭にして、絵の代わりに額縁を大切にさせているのは、あなたの分離した目的なのです。

 Yet God has set His masterpiece within a frame that will endure forever, when yours has crumbled into dust.
 もっとも、たとえあなたの額縁が朽ちて塵になり果てるときでも、神は自らの傑作を、永遠に持ちこたえる額縁に嵌めてくれています。

 But think you not the picture is destroyed in any way.
 だから、少しでも、その絵が駄目になってしまうことがあると思ってはなりません。

 What God creates is safe from all corruption, unchanged and perfect in eternity.
 神が創造したものは、あらゆる腐敗を免れており、永遠において、変わることのない完全なものだからです。

名称未設定

7. Accept God's frame instead of yours, and you will see the masterpiece.
 あなたの額縁の代わりに、神の額縁を受け入れてください。そうすれば、あなたは神の傑作を見るでしょう。

 Look at its loveliness, and understand the Mind that thought it, not in flesh and bones, but in a frame as lovely as itself.
 神の傑作の素晴らしさをよく見て、肉と骨の中にではなく、神自身と同じくらい素晴らしい額縁の中に、それを思い描いた大いなる心を理解してください。

 Its holiness lights up the sinlessness the frame of darkness hides, and casts a veil of light across the picture's face which but reflects the light that shines from it to its Creator.
 その神聖さが、闇の額縁が隠している罪のなさを照らし出し、絵に描かれた顔に光のヴェールを投げかけています。その顔は、ただ自分から創造主へと輝いている光を反映しているだけです。

 Think not this face was ever darkened because you saw it in a frame of death.
 あなたがかつてその顔を死の額縁の中に見たからといって、その顔が一度でも翳ったことがあると思ってはなりません。

 God kept it safe that you might look on it, and see the holiness that He has given it.
 神は、あなたがその顔をよく見て、神がその顔に授けた神聖さを見ることができるようにと、その顔を安全に保っておいてくれたのです。



8. Within the darkness see the savior from the dark, and understand your brother as his Father's Mind shows him to you.
 闇の中に、闇からの救い主を見てください。そして、自分の兄弟を彼の父の大いなる心が彼をあなたに見せている通りに理解してください。

 He will step forth from darkness as you look on him, and you will see the dark no more.
 あなたがその兄弟を見るなら、彼は闇から踏み出してくるでしょう。そして、あなたは、もはや闇を見ることはなくなるでしょう。

 The darkness touched him not, nor you who brought him forth for you to look upon.
 闇は彼に触れてはおらず、彼をよく見ようとして連れ出したあなたにも、まったく影響を及ぼしてもいません。

 His sinlessness but pictures yours.
 彼の潔白な姿は、あなたの無罪性の反映にほかなりません。

 His gentleness becomes your strength, and both will gladly look within, and see the holiness that must be there because of what you looked upon in him.
 彼の優しさがあなたの力となり、ふたりは喜んで内面を見るようになります。そして、あなたが彼の中に見たからこそ、そこにあるに違いない神聖さをあなたは目にすることになります。

 He is the frame in which your holiness is set, and what God gave him must be given you.
 彼はあなたの神聖さを縁取る額縁であり、神が彼に授けたものは、あなたにも授けられているに違いないのです。

 However much he overlooks the masterpiece in him and sees only a frame of darkness, it is still your only function to behold in him what he sees not.
 その兄弟が自分の内なる傑作をいかに見過ごし、闇の額縁しか見ていないとしても、それでもなお、彼が見ていないものを彼の中に見ることだけがあなたの役目なのです。

 And in this seeing is the vision shared that looks on Christ instead of seeing death.
 そして、このように見ることによって、死を見る代わりにキリストを見るヴィジョンが分かち合われることになります。

名称未設定

9. How could the Lord of Heaven not be glad if you appreciate His masterpiece?
 もしあなたが天国の主の傑作の真価を認めるなら、どうして主がそれを喜ばずにいられるでしょうか。

 What could He do but offer thanks to you who love His Son as He does?
 主がわが子を愛するように神の子を愛するあなたに対して、感謝を捧げる以外に主に何ができるでしょうか。

 Would He not make known to you His Love, if you but share His praise of what He loves?
 もしあなたが主の愛するものへの称賛をただ主と分かち合うばかりであるなら、主が自身の大いなる愛をあなたに知らしめてくれないことなどあるでしょうか。

 God cherishes creation as the perfect Father that He is.
 神は、まさにそうである通りに完璧な父として創造物を大切に慈しんでいます。

 And so His joy is made complete when any part of Him joins in His praise, to share His joy.
 だから、神のどの部分であろうとも、それが一緒になって称賛に加わって神の喜びを分かち合うとき、神の喜びは完全なものとなります。

 This brother is His perfect gift to you.
 この兄弟は、神からあなたへの完璧な贈り物なのです。

 And He is glad and thankful when you thank His perfect Son for being what he is.
 そして、あなたが神の完璧な子がありのままの姿であることについて感謝するとき、神は喜び感謝します。

 And all His thanks and gladness shine on you who would complete His joy, along with Him.
 そして、神と一緒に神の喜びを完全なものにするあなたに、神の感謝と喜びが輝きを注ぎます。

 And thus is yours completed.
 こうして、あなたの喜びも完全なものになります。

 Not one ray of darkness can be seen by those who will to make their Father's happiness complete, and theirs along with His.
 自らの大いなる父の幸せを完全なものにし、それとともに、自らの幸せも完全なものにしようと意図する者たちの目には、一筋の闇も見えません。

 The gratitude of God Himself is freely offered to everyone who shares His purpose.
 神自身の感謝の念は、神の目的を分かち合う者たちみんなに、惜しみなく差し延べられます。

 It is not His Will to be alone.
 ひとりきりでいることは、神の意志ではないからです。

 And neither is it yours.
 それがあなたの意志でもないのは確かです。



10. Forgive your brother, and you cannot separate yourself from him nor from his Father.
 あなたの兄弟を赦しなさい。そうすれば、あなたは自分自身を兄弟からも彼の父からも引き離すことはできなくなります。

 You need no forgiveness, for the wholly pure have never sinned.
 あなたには、いかなる赦しも必要ありません。なぜなら、まったく清らかなものは罪を犯したことなど一度もなかったからです。

 Give, then, what He has given you, that you may see His Son as one, and thank his Father as He thanks you.
 ゆえに、父があなたに与えてくれているものを与えなさい。そうすれば、あなたは神の子をひとつのものとして見て、父があなたに感謝するように、あなたも父に感謝することができるでしょう。

 Nor believe that all His praise is given not to you.
 父の称賛のすべてが自分に与えられていると信じなさい。

 For what you give is His, and giving it, you learn to understand His gift to you.
 というのは、あなたが与えるものは父のものであり、それを与えることで、あなたは父が自分に授けてくれたものを理解できるようになるからです。

 And give the Holy Spirit what He offers unto the Father and the Son alike.
 だから、聖霊が父と子に同じように捧げているものを、あなたも聖霊に渡してください。

 Nothing has power over you except His Will and yours, which but extends His Will.
 父の大いなる意志とあなたの意志以外の何ものも、あなたを支配する力はありません。あなたの意志は父の大いなる意志の拡張にほかならないからです。

 It was for this you were created, and your brother with you and at one with you.
 父の大いなる意志を拡張するためにこそ、あなたは創造されたのだし、あなたの兄弟もそのためにあなたとひとつのものとして創造されたのです。

名称未設定

11. You and your brother are the same as God Himself is One, and not divided in His Will.
 神自身が一なる存在であり、神の大いなる意志が分割されていないのと同じように、あなたとあなたの兄弟は同じものです。

 And you must have one purpose, since He gave the same to both of you.
 そして、神があなたと兄弟に同じものを授けたのだから、あなたたちはひとつの目的を持っているに違いありません。

 His Will is brought together as you join in will, that you be made complete by offering completion to your brother.
 あなたたちが同じ意志を持つようになるとき、神の大いなる意志もそれとひとつに結びつき、あなたの兄弟に完成を差し延べることによってあなたは完全なるものとされます。

 See not in him the sinfulness he sees, but give him honor that you may esteem yourself and him.
 その兄弟の中に、彼自身が見ている罪深さを見ることなく、ただ彼に敬意を示すなら、あなたは自分自身と彼を尊重できるようになります。

 To you and your brother is given the power of salvation, that escape from darkness into light be yours to share; that you may see as one what never has been separate, nor apart from all God's Love as given equally.
 あなたと兄弟には、救いの力が与えられています。それは、闇から光への脱出をあなたたちが分かち合えるようになるためであり、一度も分離したことのないもの、平等に授けられている神の大いなる愛のすべてから分離したことのないものを、あなたがひとつのものとして見ることができるようになるためなのです。


名称未設定



次



関連記事
 image (1)  image (3) image (4)

It’s not how much we give, but how much love we put into giving. – Mother Teresa

 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

コメント0件

コメントはまだありません
未分類 (10)
奇跡のコース (8)
書籍 (3)
朗読 (2)
映画 (2)
アフォリズム (11)
教材 (3)
ネット (1)
テキスト (262)
┣  テキスト第1章(奇跡の意味) (7)
┣  テキスト第2章(分離と贖罪) (8)
┣  テキスト第3章(潔白な知覚) (7)
┣  テキスト第4章(エゴという幻想) (8)
┣  テキスト第5章(癒しと完全性) (8)
┣  テキスト第6章(愛のレッスン) (8)
┣  テキスト第7章(王国の贈り物) (11)
┣  テキスト第8章(戻りの旅路) (9)
┣  テキスト第9章(贖罪の受容) (8)
┣  テキスト第10章(病の偶像) (6)
┣  テキスト第11章(神かエゴか) (9)
┣  テキスト第12章(聖霊のカリキュラム) (8)
┣  テキスト第13章(罪なき世界) (12)
┣  テキスト第14章(真理のための教え) (11)
┣  テキスト第15章(神聖な瞬間) (11)
┣  テキスト第16章(幻想を赦す) (7)
┣  テキスト第17章(赦しと神聖な関係) (8)
┣  テキスト第18章(夢の消滅) (9)
┣  テキスト第19章(平安の達成) (9)
┣  テキスト第20章(神聖さのヴィジョン) (8)
┣  テキスト第21章(理性と知覚) (9)
┣  テキスト第22章(救いと神聖な関係) (7)
┣  テキスト第23章(自分自身との戦い) (5)
┣  テキスト第24章(特別であるという目標) (8)
┣  テキスト第25章(神の正義) (9)
┣  テキスト第26章(移行) (10)
┣  テキスト第27章(夢を癒す) (8)
┣  テキスト第28章(恐れを取り消す) (7)
┣  テキスト第29章(目覚め) (9)
┣  テキスト第30章(新たなる始まり) (8)
┗  テキスト第31章(最後のヴィジョン) (8)
ワークブック・パート① (236)
┣  レッスン1〜10 (11)
┣  レッスン11〜20 (10)
┣  レッスン21〜30 (10)
┣  レッスン31〜40 (10)
┣  レッスン41〜50 (10)
┣  レッスン51〜60 (11)
┣  レッスン61〜70 (10)
┣  レッスン71〜80 (10)
┣  レッスン81〜90 (11)
┣  レッスン91〜100 (9)
┣  レッスン101〜110 (10)
┣  レッスン111〜120 (11)
┣  レッスン121〜130 (10)
┣  レッスン131〜140 (10)
┣  レッスン141〜150 (11)
┣  レッスン151〜160 (10)
┣  レッスン161〜170 (10)
┣  レッスン171〜180 (11)
┣  レッスン181〜190 (11)
┣  レッスン191〜200 (10)
┣  レッスン201〜210 (11)
┗  レッスン211〜220 (10)
ワークブック・パート② (159)
┣  ワークブック・パート②特別解説 (16)
┣  レッスン221〜230 (10)
┣  レッスン231〜240 (10)
┣  レッスン241〜250 (10)
┣  レッスン251〜260 (10)
┣  レッスン261〜270 (10)
┣  レッスン271〜280 (10)
┣  レッスン281〜290 (10)
┣  レッスン291〜300 (10)
┣  レッスン301〜310 (10)
┣  レッスン311〜320 (10)
┣  レッスン321〜330 (10)
┣  レッスン331〜340 (10)
┣  レッスン341〜350 (10)
┣  レッスン351〜360 (10)
┗  レッスン361〜365 (3)
マニュアル (42)
┣  マニュアル1~3 (4)
┣  マニュアル4 (10)
┣  マニュアル5~10 (6)
┣  マニュアル11~20 (9)
┗  マニュアル21~30 (10)
心理療法 (13)
┣  心理療法 第1章 (2)
┣  心理療法 第2章 (8)
┗  心理療法 第3章 (3)
用語解説 (8)
祈りの歌 (15)
┣  祈りの歌 第1章 (7)
┣  祈りの歌 第2章 (4)
┗  祈りの歌 第3章 (4)