レッスン15「私の思考は、私の想像の産物だ」

レッスン11〜20 0

常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う

アルベルト・アインシュタイン



We cannot attain the presence of God.
私たちは、神の臨在に達することはできない。

We’re already totally in the presence of God.
私たちはすでに完全に神の臨在の中にあるからだ。

What’s missing is awareness.
自覚が欠けているだけなのだ。

David Brenner
デイヴィッド・ブレナー



レッスン15です。

今日のテーマは「私の思考は、私の想像の産物だ」です。





“My thoughts”「私の思考」、「私の思い」というと、内心で何か記憶を想起して思い浮かべたり、思いを巡らすことのように、頭の中だけで自己完結する思考のように読めますが、このレッスンでいう「思考」はどちらかというと、心の表象作用、すなわち、アバターとしての私たちが自分の外にある対象物を五感で感知して、その像を心のスクリーン上に映し出す作用をイメージしてもらうとよいです。つまり、通常「知覚」という言葉で意味している作用に近い感覚です。

というのも、このレッスンでは、肉眼で「見る」作用というものが、そこに本当はありもしない幻想が存在することを心に錯覚させる作用であって、本当の正しい知覚としての「見る」作用である「ヴィジョン」の代用として、ヴィジョンに取って代わってしまっているのだということを説明するレッスンだからです。


実習でも、
「This ______ is an image that I have made.
この(   )は、私の想像の産物だ。」
というふうに、具体的な対象物が自分の作り出した想像だというあてはめをすることになっています。

常識では、知覚というものは、外部の客観世界に存在する対象物の持つ周波数を五感の作用によって感知するものだとして考えられています。

視覚であれば、対象物の持つ光のエネルギーが網膜に届いて刺激を与え網膜像を結び、それがに伝達されて、意識がイメージを持つということです。

これに対して、このレッスンでは、肉眼で見ることは、実在しないイメージを作り出して心に錯覚を起こさせることだと言います。

イメージとしては、オンライン・ゲームゲームセンターの複数参加のレーシングゲームを思い浮かべていただくとよいですが、確固としたゲーム世界がどこかに実在しているわけではなく、プレイヤーの見ているパソコンのモニターやゲーム機のスクリーンに映し出された映像が、みんなで体験している共通のゲーム世界(レーシング・ゲームならサーキット)が存在するように錯覚させているだけだというのと似ています。

私たちの心から離れて客観的な世界が外に存在しているわけではないということです。

では、レッスンに入りましょう。





Workbook Lesson 15



My thoughts are images that I have made.
私の思考は、私の想像の産物だ。





My thoughts are images that I have made.
私の思考は、私の想像の産物だ。



1. It is because the thoughts you think you think appear as images that you do not recognize them as nothing.
 自分の心に思い浮かべるものが無だということがあなたにわからないのは、あなたが自分で思考していると思っている想念が心の中に像を結んで姿を現わすためです。

 You think you think them, and so you think you see them.
 あなたは自分がそれらの想念を思考していると思っているので、あなたは自分がそれらのイメージを見ていると思っています。

 This is how your "seeing" was made.
 これが、あなたの「見えている状態」がどのように作り出されたのかについての説明です。

 This is the function you have given your body's eyes.
 これが、あなたが自分の肉体の目に与えた役割です。

 It is not seeing.
 肉眼機能は、見ることではありません。

 It is image making.
 肉眼機能は、イメージを作り出すことなのです。

 It takes the place of seeing, replacing vision with illusions.
 肉眼機能は、ヴィジョンで見える光景を錯覚で見える幻想で置き換えることで、見るという役割を奪っているのです。



2. This introductory idea to the process of image making that you call seeing will not have much meaning for you.
 あなたが見ることと呼ぶイメージを作り出すプロセスに対してこの考え方を取り入れることは、あなたにとって大して意味を持たないように思えるでしょう。

 You will begin to understand it when you have seen little edges of light around the same familiar objects which you see now.
 あなたが今見ている慣れ親しんだ同じ対象物の周囲に小さな光の縁が見えるようになってきたときにはじめて、あなたはこのことを理解しはじめるでしょう。

 That is the beginning of real vision.
 それこそ、真のヴィジョンの始まりです。

 You can be certain that real vision will come quickly when this has occurred.
 これが起こったとき、真のヴィジョンがすぐさまやってくるはずだとあなたは確信できます。



3. As we go along, you may have many "light episodes."
 私たちが歩みを進めるにつれて、あなたは多くの「光が射し込む体験」をするようになるかもしれません。

 They may take many different forms, some of them quite unexpected.
 それらの体験は、多くの違った形をとるかもしれないし、そのうちのいくつかは、まったく思いがけない体験かもしれません。

 Do not be afraid of them.
 でも、それらの体験を恐れることはありません。

 They are signs that you are opening your eyes at last.
 それらの体験は、あなたの目がようやく開きはじめている印だからです。

 They will not persist, because they merely symbolize true perception, and they are not related to knowledge.
 それらの体験はいつまでも続くわけではありません。なぜなら、それらの体験は、単に、正しい知覚を象徴しているだけであって、知識と関連するものではないからです。

 These exercises will not reveal knowledge to you.
 これらの練習は、知識をあなたに明らかにするものではありません。

 But they will prepare the way to it.
 しかし、これらの練習は、知識に至る道を整えてくれるでしょう。



4. In practicing the idea for today, repeat it first to yourself, and then apply it to whatever you see around you, using its name and letting your eyes rest on it as you say:
 今日の考えを実践する際には、まず自分に繰り返し今日の考えを言い聞かせてください。それから、あなたが自分の周りに目にするものであれば何にでもあなたの目をそれに留めて、その物の名前を使って次のように言いながら今日の考えを適用してください。


This ______ is an image that I have made.
この(   )は、私の想像の産物だ。

That ______ is an image that I have made.
あの(   )は、私の想像の産物だ。


 It is not necessary to include a large number of specific subjects for the application of today's idea.
 今日の考えを適用するために、必ずしもたくさんの数の具体的な対象を含める必要はありません。

 It is necessary, however, to continue to look at each subject while you repeat the idea to yourself.
 しかしながら、あなたが考えを自分に繰り返し言い聞かせる間、一つひとつの対象をじっと見つめ続けることは必要です。

 The idea should be repeated quite slowly each time.
 一つひとつの対象に考えを適用するつど、努めてゆっくりと今日の考えを繰り返すようにしてください。



5. Although you will obviously not be able to apply the idea to very many things during the minute or so of practice that is recommended, try to make the selection as random as possible.
 推奨される1分程度の実習時間では、考えをあまり多くのものに適用できないのは言うまでもありませんが、対象物の選択はできるかぎり手当たり次第にするようにしてください。

 Less than a minute will do for the practice periods, if you begin to feel uneasy.
 もしあなたが不快に感じはじめるなら、実習時間は1分よりも短い時間でかまいません。

 Do not have more than three application periods for today's idea unless you feel completely comfortable with it, and do not exceed four.
 今日の考えを適用することを完全に快適に感じるのでないかぎり、今日の考えの実習時間の回数は3回以上にはしないようにしてください。快適に感じる場合でも、4回は超えないようにしてください。

 However, the idea can be applied as needed throughout the day.
 しかし、実習時間以外でも、1日を通して、必要に応じて今日の考えを使ってかまいません。


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 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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