T14-4 贖罪におけるあなたの役目

テキスト第14章(真理のための教え) 0
誰も他人を無理やりに目覚めさせることはできません。誰でも条件つきの愛をやり取りすることの不毛さを経験するときがやってきます。分離とコントロールが耐え難く辛いものになるまでは、そういう愛にしがみついています。どれくらいで耐えられなくなるかは人によって違いますが、誰でもいつかは限界に達します。

ですから、人にお説教をするのではなく、ただ愛を及ぼすようにと私は言うのです。それを受け入れる準備のできた人は、あなたに付いてきて助けを求めるでしょう。まだ準備のできていない人は、あなたとは関わりなく自分の旅を続けるでしょう。

「教師」は求められればそれを「教え」ます。愛を願い求める人には、行いで、あるいは言葉で、愛を及ぼします。こうすればそのうち救われると言ったり説いたりして信じない人を脅しつけたりしません。

救済は、今、救われたいと願う人すべてに与えられています。ほかの人を批判・判断しないでください。それはあなたの役目ではありません。遅れて神の愛の膝に戻ってくる人が、早々と戻った人よりも価値があるわけではありません。

本当のことを言えば、あなたを引き上げるのは神ではありません。私でもありません。あなたがあなたを引き上げるのです。自分がいかに愛すべき存在かを思い出し、神の計画の中での自分の役割を受け入れることで自分を引き上げます。

イエス・キリスト(ポール・フェリーニ著「無条件の愛 キリスト意識を鏡として」より)





今回は、テキスト第十四章から、「贖罪におけるあなたの役目」という一節をご紹介します。



3.「On earth this is your only function, and you must learn that it is all you want to learn.
 地上においては、贖罪を果たすことだけがあなたの唯一の役目です。だから、あなたは自分が学びたいのは贖罪だけだと学ばなければなりません。」

神の子の天国での役目は光を拡張して創造することだけでした。

それが、分離幻想を抱いて罪悪感の生み出す恐怖の暗雲で光を包み込んで、光の拡張をせき止めて、暗雲をスクリーンにエゴというスライドを介して影を投じる、誤創造としての投影を行うことで、神の子は自分をアバターと取り違えて自分は人間であると錯覚しています。

このような幻想世界での幽閉状態から脱することが、この世界での私たちの唯一の役目であり、赦しによって贖罪を果たすことだけが自分の学びたいことだと気づかなければなりません。


5.「Your function here is only to decide against deciding what you want, in recognition that you do not know.
 あなたのこの地上での役目は、自分は何も知らないと認めたうえで、ただ自分が何を望むのか自分では決めないと決断することだけです。」


地上では、自分が誰なのかもわからなくなって、実在しない影を生み出すばかりなので、自分が何をしているのかわかっていないことを認めて、投影をやめる必要があります。


「7. Unless you are guiltless you cannot know God, Whose Will is that you know him.
 あなたに知ってもらうことが神の意志であるとしても、あなたに罪の意識があるかぎり、あなたは神を知ることができません。

 Therefore, you must be guiltless.
 したがって、あなたは何としても罪悪感のない心境に至る必要があります。」

罪悪感を抱くことが投影を可能にする基盤となっているので、罪悪感から免れることが必須です。

聖霊の決断の中に罪悪感を持ち込むことはできないので、聖霊にすべての決断を委ねることで、神の子が無罪だと自覚することによって神を知ることができるようになります。


つぎの文章は、コースがアンラーンの学習であることを如実に示しています。

9.「It does not teach you what you are, or what your Father is.
 贖罪は、あなたが何者なのかとか、あなたの大いなる父がどんな存在なのかということを、あなたに教えるわけではありません。

 The Holy Spirit, Who remembers this for you, merely teaches you how to remove the blocks that stand between you and what you know.
 あなたに代わってあなたと大いなる父の実相を覚えている聖霊は単に、あなたに、自分の知っていることを自分が思い出せないよう妨げている障害の取り除き方を教えるだけです。」

私たちが本当は神の子であるということが真理であるとしても、それは情報として外から教えてもらって覚え込むことによってそうなるものではありません。

私たちは神の子が本当の自分を忘れるために被った仮面であり、着込んだ着ぐるみなわけで、仮面の上からキリストの顔の仮面をかぶせたり神の子の着ぐるみを覆いかぶせたら、元通り神の子に戻るわけではありません。

仮面を外し、着ぐるみを脱ぎ捨てるしか手立てはないし、外から教え込まなくても、もともと神の子なのだから、必要なのは学んで習得して信じることではなく、自分についての偽りの信念、偽りの自己像を捨て去ることだけです。

「奇跡のコース」が奇跡を学ぶ学習過程であって、愛を学ぶ「愛のコース」ではないのは、本当の自分自身は愛そのものなのだから、外から愛とは何なのか教えてもらうものではなく、ありのままの自分に戻れば放っておいても愛に溢れ返るのであって、愛は学びようがないものだからです。









テキスト第十四章



IV. Your Function in the Atonement
四 贖罪におけるあなたの役目



1. When you accept a brother's guiltlessness you will see the Atonement in him.
 あなたが兄弟に罪がないことを受け入れるとき、あなたは彼の中に贖罪を見出すでしょう。

 For by proclaiming it in him you make it yours, and you will see what you sought.
 というのは、兄弟が無罪だと宣言することによって、あなたは自らを罪なき者とすることができ、あなたは自分の探し求めていた贖罪を理解するようになるからです。

 You will not see the symbol of your brother's guiltlessness shining within him while you still believe it is not there.
 あなたが依然として兄弟が無罪であるはずがないと信じているかぎり、あなたには兄弟が無罪である印が彼の中に輝いているのが目に入らないままでしょう。

 His guiltlessness is your Atonement.
 兄弟が無罪であるからこそ、あなたの罪は贖われるのです。

 Grant it to him, and you will see the truth of what you have acknowledged.
 兄弟が無罪であると認めなさい。そうすれば、あなたにも自分が認めたことが真理だとわかるはずです。

 Yet truth is offered first to be received, even as God gave it first to his Son.
 しかし、真理を受け取るためには、まさに神が真理を最初に神の子に与えたように、最初に真理を差し延べなければなりません。

 The first in time means nothing, but the First in eternity is God the Father, Who is both First and One.
 時間の中での最初ということには何の意味もありません。しかし、永遠における最初とは、父なる神のことであり、その神こそ最初にして一なる存在です。

 Beyond the First there is no other, for there is no order, no second or third, and nothing but the First.
 最初である存在を越えたところには何もありません。なぜなら、そこにはいかなる序列もなく、二番目も三番目もなく、ただ一番目しかないからです。



2. You who belong to the First Cause, created by him like unto himself and part of him, are more than merely guiltless.
 第一の大いなる原因である神に属するあなたは、神によって神自身に似せて神の重要な部分として創造されたのであり、単に罪なき者というだけに留まらない存在です。

 The state of guiltlessness is only the condition in which what is not there has been removed from the disordered mind that thought it was.
 罪悪感のない心境とは、単に、実際にそこにありもしないものが存在すると思いこんでいた混乱した心から、そこにありもしないものが取り除かれた境地にほかなりません。

 This state, and only this, must you attain, with God beside you.
 この境地、ただこれだけが、神を傍らにして、あなたが到達しなければならない心境です。

 For until you do, you will still think that you are separate from him.
 なぜなら、あなたがその境地に達するまでは、あなたは依然として自分は神から分離していると思いこみ続けるはずだからです。

 You can perhaps feel his presence next to you, but cannot know that you are one with him.
 もしかしたら、あなたは自分のすぐ隣に神の臨在を感じることはできるかもしれません。それでも、あなたは自分が神とひとつだと知ることはできません。

 This cannot be taught.
 これは教わることができないことです。

 Learning applies only to the condition in which it happens of itself.
 学習は、これがひとりでに起こるための条件を整えることにのみ焦点を合わせています。

名称未設定

3. When you have let all that obscured the truth in your most holy mind be undone for you, and therefore stand in grace before your Father, he will give himself to you as he has always done.
 あなたが自分のために自分の最も神聖な心の中にある真理を覆い隠していたものが全部消去されるようにして、それによって、祝福に溢れた状態であなたが大いなる父の御前に立つとき、つねにそうしてくれてきたように父は自身をあなたに与えてくれるでしょう。

 Giving himself is all he knows, and so it is all knowledge.
 神が知っているのは自分自身を与えることだけです。だから、自らを捧げることだけが知識です。

 For what he knows not cannot be, and therefore cannot be given.
 なぜなら、神の知らないものは実在しえないので、与えられようがないからです。

 Ask not to be forgiven, for this has already been accomplished.
 赦されることを求めないでください。なぜなら、すでにあなたは赦されているからです。

 Ask, rather, to learn how to forgive, and to restore what always was to your unforgiving mind.
 むしろ、どのようにして赦すのか、すなわち、どのようにすれば、赦すことを拒んでいる自分の心に、つねに存在していたものを回復させられるのか、を学ぶように求めてください。

 Atonement becomes real and visible to those who use it.
 贖罪は、それを活用する者には現実のものとなり、目に見えるものとなります。

 On earth this is your only function, and you must learn that it is all you want to learn.
 地上においては、贖罪を果たすことだけがあなたの唯一の役目です。だから、あなたは自分が学びたいのは贖罪だけだと学ばなければなりません。

 You will feel guilty till you learn this.
 自分が学びたいのは贖罪だけだとあなたが学ぶまでは、あなたは罪悪感を抱き続けるでしょう。

 For in the end, whatever form it takes, your guilt arises from your failure to fulfill your function in God's Mind with all of yours.
 というのは、それがどのような形をとるにせよ、結局のところ、あなたの罪悪感は、神の大いなる心の中で、あなたが全身全霊を傾けて自分の役目を果たせずにいることから生じるものだからです。

 Can you escape this guilt by failing to fulfill your function here?
 この地上での自分の役目を果たし損ねているかぎり、あなたがこの罪悪感から逃れられるはずがありません。



4. You need not understand creation to do what must be done before that knowledge would be meaningful to you.
 自分にとって知識が意味をなすようにする前提としてなされるべきことをなすために、あなたは創造を理解する必要はありません。

 God breaks no barriers; neither did he make them.
 神はどんな障壁も取り壊すことはありません。神はそもそも障壁を作ってなどいないからです。

 When you release them they are gone.
 あなたが障壁があるという思いを手放したら、そんな障壁は無くなっているはずです。

 God will not fail, nor ever has in anything.
 何事においても、神が失敗することはないし、これまで一度も失敗したことはありません。

 Decide that God is right and you are wrong about yourself.
 あなた自身に関しては、神のほうが正しく、あなたが間違っているものと考えるように決意してください。

 He created you out of himself, but still within him.
 神はあなたを神自身から、それでありながら、依然として神の内にある存在として創造したのですから。

 He knows what you are.
 神は、あなたが何者なのか知っているのです。

 Remember that there is no second to him.
 神にとって第二というものはないことを思い出してください。

 There cannot, therefore, be anyone without his holiness, nor anyone unworthy of his perfect love.
 したがって、神の神聖さを欠いている者や、神の完璧な愛を受けるに値しない者などひとりもいるはずがないのです。

 Fail not in your function of loving in a loveless place made out of darkness and deceit, for thus are darkness and deceit undone.
 闇と偽りでできた愛なき場所にいるとしても、愛するというあなたの役目を果たし損ねてはなりません。というのも、愛することで闇や虚構が取り除かれるからです。

 Fail not yourself, but instead offer to God and you his blameless Son.
 自分自身を見損なうことなく、代わりに、神とあなた自身に対して、潔白な神の子を捧げなさい。

 For this small gift of appreciation for his love, God will himself exchange your gift for his.
 神の愛に対し、その真価を認めて感謝を捧げるこのささやかな贈り物に対して、神自身があなたからの贈り物を自分からの贈り物と交換してくれるでしょう。

名称未設定

5. Before you make any decisions for yourself, remember that you have decided against your function in Heaven, and then consider carefully whether you want to make decisions here.
 あなたが自分だけで何らかの決断を下そうとするときには、その前に、自分は天国で自分が担う役目を否認する決断をしたのだと思い出してください。そのうえであらためて、この地上でも、自分で決断を下したいのかどうか注意深く考えてください。

 Your function here is only to decide against deciding what you want, in recognition that you do not know.
 あなたのこの地上での役目は単に、自分が何も知らないことを認めて、自分が何を望むのかひとり決めしないと決断することだけです。

 How, then, can you decide what you should do?
 そうだとすれば、どうしてあなたに、自分で何をなすべきか決めることなどできるでしょうか。

 Leave all decisions to the One Who speaks for God, and for your function as he knows it.
 神を代弁して、神がそれを知る通りにあなたの役割について語ってくれる聖霊に、すべての決断を任せてください。

 So will he teach you to remove the awful burden you have laid upon yourself by loving not the Son of God, and trying to teach him guilt instead of love.
 そうすれば、聖霊はあなたに、神の子を愛することなく、神の子に愛の代わりに罪悪感を教えることによって、あなたが自分自身に背負わせてきた大変な重荷を降ろすことを教えてくれるでしょう。

 Give up this frantic and insane attempt that cheats you of the joy of living with your God and Father, and of waking gladly to his love and holiness that join together as the truth in you, making you one with him.
 このような自分ひとりで決断するという血迷った狂気の試みなど放棄してしまいなさい。自分で決断しようとすることが、あなたを騙して父なる神とともに生きる喜びを失わせて、あなたの内なる真理としてひとつに結ばれていて、あなたを神とひとつにしている神の愛と神聖さに幸せに目覚める喜びを失わせてしまいます。



6. When you have learned how to decide with God, all decisions become as easy and as right as breathing.
 あなたがどのようにして神とともに決断するのか学び終えたら、どんな決断もすべて、呼吸するのと同じくらい簡単で正常なものになります。

 There is no effort, and you will be led as gently as if you were being carried down a quiet path in summer.
 何の努力もなく、あなたはまるで夏の静かな散歩道を抱きかかえられて降ってゆくように優しく導いてもらえるでしょう。

 Only your own volition seems to make deciding hard.
 ただあなた個人の意志の働きが決断を難しいものに見せかけているだけです。

 The Holy Spirit will not delay in answering your every question what to do.
 聖霊は、あなたが問う何をしたらよいかという質問の一つひとつに、遅れることなく答えてくれるでしょう。

 He knows.
 聖霊は知っているからです。

 And he will tell you, and then do it for you.
 だから、聖霊はあなたに教えてくれるし、そのうえで、あなたに代わってなすべきことをしてくれるでしょう。

 You who are tired will find this is more restful than sleep.
 疲れているあなたには、睡眠よりも、こちらのほうが休息になるとわかるはずです。

 For you can bring your guilt into sleeping, but not into this.
 なぜなら、あなたは眠りの中に罪悪感を持ちこむことはできても、聖霊の決断の中に罪悪感を持ちこむことはできないからです。

名称未設定

7. Unless you are guiltless you cannot know God, Whose Will is that you know him.
 あなたに知ってもらうことが神の意志であるとしても、あなたに罪の意識があるかぎり、あなたは神を知ることができません。

 Therefore, you must be guiltless.
 したがって、あなたは何としても罪悪感のない心境に至る必要があります。

 Yet if you do not accept the necessary conditions for knowing him, you have denied him and do not recognize him, though he is all around you.
 しかし、もしあなたが神を知るために必要な条件を受け入れないのなら、あなたは神を否認したことになるので、たとえ神があなたを包みこんでくれているとしても、あなたは神に気づけなくなってしまいます。

 He cannot be known without his Son, whose guiltlessness is the condition for knowing him.
 神の子なくしては、神は知られることができません。つまり、神の子が自らの無罪を自覚することが神を知るための条件なのです。

 Accepting his Son as guilty is denial of the Father so complete, that knowledge is swept away from recognition in the very mind where God himself has placed it.
 神の子を罪ある者として受け入れることは、あまりに完全に大いなる父を否認することなので、神自ら知識を置いてくれたまさにその心の中から知識が一掃されて認識されなくなってしまいます。

 If you would but listen, and learn how impossible this is!
 もしあなたがただ耳を傾ける気になりさえすれば、これがいかにありえないことかわかるはずです。

 Do not endow him with attributes you understand.
 自分の尺度で神を理解しようとしてはなりません。

 You made him not, and anything you understand is not of him.
 あなたが神を作り出したわけではないので、あなたが理解しているつもりでいるどんなことも、神に属するものではないからです。



8. Your task is not to make reality.
 あなたのなすべき課題は現実を作り出すことではありません。

 It is here without your making, but not without you.
 あなたが作り出さずとも、現実はここにあります。ただし、あなたなしには、現実は存在しません。

 You who have tried to throw yourself away and valued God so little, hear me speak for him and for yourself.
 自分自身を投げ捨てようとしてきたあなたは、本当に神のことを蔑ろにしていたのです。そんなあなたは、私が神を代弁してあなたのために語るのを聞かねばなりません。

 You cannot understand how much your Father loves you, for there is no parallel in your experience of the world to help you understand it.
 あなたには、父なる神がどれほど深くあなたを愛しているのか理解できません。というのも、この世界でのあなたの体験の中には、あなたが神の愛を理解するのに少しでも役立つような神の愛に匹敵する体験は存在しないからです。

 There is nothing on earth with which it can compare, and nothing you have ever felt apart from him resembles it ever so faintly.
 神の愛に比べうるものは、この地上には何ひとつありません。そして、あなたが神から離れた状態で感じたどんなことであれ、ほんのかすかにでも神の愛に似ているものはありません。

 You cannot even give a blessing in perfect gentleness.
 あなたには、完全な優しさをもって祝福を与えることすらできません。

 Would you know of One Who gives forever, and Who knows of nothing except giving?
 そんなあなたが、永遠に与え続け、ただ与えることをおいてほかには何も知ることのない唯一の大いなる存在のことを知ろうというのでしょうか。

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9. The children of Heaven live in the light of the blessing of their Father, because they know that they are sinless.
 天国の子供たちは、彼らの大いなる父の祝福の光の中で生きています。なぜなら、彼らは自分に罪がないと知っているからです。

 The Atonement was established as the means of restoring guiltlessness to minds that have denied it, and thus denied Heaven to itself.
 贖罪は、罪がないことを否認し、そうすることで、自分自身に天国を拒んできた個々の心に罪悪感のない心境を回復させる手段として定められました。

 Atonement teaches you the true condition of the Son of God.
 贖罪は、神の子の真の条件をあなたに教えてくれます。

 It does not teach you what you are, or what your Father is.
 贖罪は、あなたが何者なのかとか、あなたの大いなる父がどんな存在なのかということを、あなたに教えるわけではありません。

 The Holy Spirit, Who remembers this for you, merely teaches you how to remove the blocks that stand between you and what you know.
 あなたに代わってあなたと大いなる父の実相を覚えている聖霊は単に、あなたに、自分の知っていることを自分が思い出せないよう妨げている障害の取り除き方を教えるだけです。

 His memory is yours.
 聖霊の記憶は、あなたの記憶です。

 If you remember what you have made, you are remembering nothing.
 もしあなたが自分で作り出したものを思い出すなら、あなたは無を思い出しているのです。

 Remembrance of reality is in him, and therefore in you.
 現実の記憶は聖霊の中にあります。したがって、あなたの中で現実が思い出されるのです。



10. The guiltless and the guilty are totally incapable of understanding one another.
 罪悪感を抱いていない者と罪悪感を抱いている者とが、お互いを理解し合うのはまったく不可能です。

 Each perceives the other as like himself, making both unable to communicate, because each sees the other unlike the way he sees himself.
 各自が相手のことを自分と同じものとして知覚することが、両者がコミュニケーションをとることを不可能にします。なぜなら、両者とも相手が相手自身を見ているのとは違う見方で相手を見ることになるからです。

 God can communicate only to the Holy Spirit in your mind, because only he shares the knowledge of what you are with God.
 神は、あなたの心の中にいる聖霊とのみコミュニケーションをとることができます。なぜなら、聖霊だけが本当のあなたに関する知識を神と共有しているからです。

 And only the Holy Spirit can answer God for you, for only he knows what God is.
 そして、聖霊だけがあなたに代わって神に答えることができます。というのも、ただ聖霊だけが神が何なのか知っているからです。

 Everything else that you have placed within your mind cannot exist, for what is not in communication with the Mind of God has never been.
 それ以外にあなたが自分の心の中に置いたものは何ひとつとして存在することはできません。なぜなら、神の大いなる心とコミュニケーションを保っていないものが存在したことなど一度もないからです。

 Communication with God is life.
 神とのコミュニケーションこそが生命です。

 Nothing without it is at all.
 神とのコミュニケーションを欠くものはまったくの無なのです。


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 松山 健 Matsuyama Ken
この記事を書いた人:  松山 健 Matsuyama Ken

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