T21-Intro 世界を変える


Everyone thinks of changing the world, but no one thinks of changing himself.
誰もが世界を変えようと思うが、誰も自分自身を変えようとは思わない。



Leo Tolstoy
レフ・トルストイ



Yesterday I was clever, so I wanted to change the world.
昨日、才気走っていた私は、世界を変えてやろうと望んでいた。

Today I am wise, so I am changing myself.
今日、私は得るところがあったので、私は自分自身を変えることにした。




Jalal Al-Din Rumi
ルーミー

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Conquer yourself, not the world.
世界ではなく、自分自身を征服せよ。

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René Descartes
ルネ・デカルト



Do you want to change the world?
あなたは世界を変えたいのですか。

Then change yourself first.
それなら、まず自分自身を変えることです。

Do you want to change yourself?
自分自身を変えたいのですか。

Then remain completely silent inside the silence-sea.
それなら、静寂の海の内側で完全に沈黙を守りなさい。



Sri Chinmoy, Meditation: Man-perfection in God-satisfaction
シュリ・チンモイ

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What you are the world is.
世界とは本当のあなたのことなのだ。

And without your transformation, there can be no transformation of the world.
だから、あなたが変わらなければ、世界が変わることはありえない。



Jiddu Krishnamurti
ジッドゥ・クリシュナムルティ

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現状のコマを変えようとする努力、つまり現状の流れに直接影響を与えようとするちっぽけな努力は、何の役にも立たないばかりか、逆効果になるだけです。他人に影響を与えようとすることも無意味です。彼らはあなたと同じように、台本に書き込まれている登場人物です。考えてみてください。誰かがあなたになんとか影響を与えようとしたとして、それは可能ですか? あなたが望まないかぎりは、無理ですよね、私のかわいい頑固者さん。

映画の出来事の流れを変えるには、映画自体を取り替えればいいのです。映画の中からでは無理です。間接的に人に影響を与える唯一の方法は(ここでは強制的な方法はもちろん考えていません)、鏡の原理に基づいて人との関係を築くことです。自分がしてほしいと思っていることを、他の人が自然にやりたくなるには、この方法しかありません。

あなたがしてほしいと思うことを、なぜ他の人はしたくなったり、欲しいものを与えてくれようとしたりするのでしょうか。現実にはそういう特徴があるからです。現実は映画のようでもありますが、それだけではありません。現実は鏡のようでもあるのです。映像を構築することは、現実を構築するのと同じように効果があります。メカニズムは違いますが。あなたがこれから来るコマを構築するようには、他人の行動は決めることができません。

ゴールのコマを構築する際に、ある人を無理やり自分の曲に合わせて踊らせようとしても、うまくいかないか、逆効果になります。それはあなたが二重にルールを破っているからです。つまり、あなたは自分の台本だけでなく、他の人の台本の邪魔もしているからです。

「あなたの現実」だけが「あなたのもの」です。なので、こうなっていたいという自分の姿を、自分のゴールのコマの中心人物として描くのです。あなたはステージで輝くスターなのです。映画監督なのです。自分自身で自分の船を前に進めるのです。コマの中の他の人は全員、背景であり、舞台装置の一部にすぎません。

覚えておいてください。自分の現実は自分自身で作ることができますが、他人の現実は作れないということを。あなたができるのは、彼らと鏡のような関係を築くことだけです。特定の人に何かを求めるのであれば、その人に会いに行き、現在の映画の中でその人とコミュニケーションを取ればいいのです。映画は鏡のようなものだと覚えておいてください。



Vadim Zeland
ヴァジム・ゼランド(「タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド」169ページ)

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テキスト 第二十一章 理性と知覚の序論をご紹介します。



世界は心が内面を映し出すスクリーン

以前にchange the worldで、この序文を紹介していますが、英文つきでの再掲載です。

この節では、この世界は、自分の心の内面を投影した幻想を知覚することでしかなく、私たちは、自分の思うような世界を知覚しているということが述べられます。

だから、地獄のような世界が見えているとすれば、それは自分がエゴに従って、自分や他者や世界を罪深いものとして攻撃して神の子を傷つけようとしているということです。






As a man thinketh...

1.「It is the witness to your state of mind, the outside picture of an inward condition.
 世界は、あなたの心の状態を証明するものであり、あなたの内面の状態が外部に描き出されたものです。

 As a man thinketh, so does he perceive.
 人は、自らの心に思う通りに知覚します。

 Therefore, seek not to change the world, but choose to change your mind about the world.
 したがって、世界を変えようとするのではなく、世界についての自分の心を変えることを選択してください。

 Perception is a result and not a cause.
 知覚は結果であって、原因ではないからです。」

"As a man thinketh, so does he perceive."は、箴言第23章7節(Proverbs 23:7)の次の一文です。

"for as he thinketh in his heart, so is he. "



スクリーンに映る像を変えたいなら、映写機のフィルムを変えるべき

そして、
1.「Perception is a result and not a cause.
 知覚は結果であって、原因ではないからです。」

だから、結果として知覚している世界を変えようとするのは映画のスクリーンに映し出されている映像に働きかけるようなものであって、原因を変えることにはならないということです。


「Therefore, seek not to change the world, but choose to change your mind about the world.
 したがって、世界を変えようとするのではなく、世界に対する自分の心を変えることを選択してください。」




この仕組であるなら奇跡に難易度の序列はないことになる

そして、自分の見ている世界は自分が外部に投影して描き出している幻想にすぎないということは、奇跡に難易度の序列などない理由ということになります。 


聖霊に従って、世界が幻想であることにとことん気づいて、スクリーン上で、起こっていることがどんなに悲惨で自分の力の及ばないことに見えているとしても、自分や他者や世界として存在するように見えているものが本当ではないと見通して赦して、つまり、スクリーン上の出来事から、その元になっているエゴのスライド・フィルムを通り抜けて、光源である真の自己である神の子を思い出すことによって、真の世界が姿を現すことになるということです。




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Chapter 21 REASON AND PERCEPTION
第二十一章 理性と知覚

Introduction
序論



1. Projection makes perception.
 投影が知覚を作り出します。

 The world you see is what you gave it, nothing more than that.
 あなたの見ている世界は、あなたが作り出した世界であり、それ以上のものではありません。

 But though it is no more than that, it is not less.
 しかし、世界はそれ以上のものではありませんが、あなたが作り出した世界であるのは確かです。

 Therefore, to you it is important.
 それゆえに、あなたにとって、この世界は重要なのです。

 It is the witness to your state of mind, the outside picture of an inward condition.
 世界は、あなたの心の状態を証明するものであり、あなたの内面の状態が外部に描き出されたものです。

 As a man thinketh, so does he perceive.
 人は、自らの心に思う通りに知覚します。

 Therefore, seek not to change the world, but choose to change your mind about the world.
 したがって、世界を変えようとするのではなく、世界についての自分の心を変えることを選択してください。

 Perception is a result and not a cause.
 知覚は結果であって、原因ではないからです。

 And that is why order of difficulty in miracles is meaningless.
 これこそ、奇跡に難しさの程度があるということが無意味である理由です。

 Everything looked upon with vision is healed and holy.
 ヴィジョンで見れば、あらゆるものは癒されていて神聖です。

 Nothing perceived without it means anything.
 ヴィジョンなしに知覚されたものは、いかなるものであれ何の意味もありません。

 And where there is no meaning, there is chaos.
 そして、意味がないところには、混沌があるだけです。



2. Damnation is your judgment on yourself, and this you will project upon the world.
 天罰とは、あなたが自分で自分自身に下す裁きのことです。そして、あなたはこの天罰を世界に投影することになります。

 See it as damned, and all you see is what you did to hurt the Son of God.
 世界を呪われた生き地獄であると見れば、あなたが目にするのは、自分が神の子を傷つけるためにしたことばかりです。

 If you behold disaster and catastrophe, you tried to crucify him.
 もしあなたが大惨事や大災害を見ているのなら、あなたは神の子を迫害しようとしたのです。

 If you see holiness and hope, you joined the Will of God to set him free.
 もしあなたが神聖さや希望を見るなら、あなたは神の子を解放しようする神の大いなる意志に結びついたのです。

 There is no choice that lies between these two decisions.
 これらのふたつの決断の間に中間的な選択肢などありません。

 And you will see the witness to the choice you made, and learn from this to recognize which one you chose.
 そして、あなたは自分の選択したことを証明するものを目にし、それによって、自分がどちらを選んだのか気づくことを学ぶようになります。


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