心理療法 目次



PSYCHOTHERAPY: PURPOSE, PROCESS AND PRACTICE (supplement)

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Introduction

1.The Purpose of Psychotherapy


2.The Process of Psychotherapy

 Introduction
 Ⅰ The Limits on Psychotherapy
 Ⅱ The Place of Religion in Psychotherapy
 ⅢThe Role of the Psychotherapist
 Ⅳ The Process of Illness
 Ⅴ The Process of Healing
 Ⅵ The Definition of Healing
 Ⅶ The Ideal Patient-Therapist Relationship


3.The Practice of Psychotherapy

 Ⅰ The Selection of Patients
 Ⅱ Is Psychotherapy a Profession?
 Ⅲ The Question of Payment





Everything can be taken from a man but one thing: the last of the human freedoms—to choose one’s attitude in any given set of circumstances, to choose one’s own way.”
人から奪うことができないものがひとつだけある。それは、人間の最後の自由であり、どのような状況に置かれたとしても、人はその状況に自分なりの姿勢で向き合うことを選択できるということだ。



Viktor E. Frankl, Man's Search for Meaning
ヴィクトール・フランクル(「夜と霧」より)

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心理療法の参考書として、コリン・C.ティッピングさんのワークブックがとても有益な参考書になると思います。



Colin C. Tipping
コリン・C.ティッピング

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英語版になりますが、オーディブルでも、朗読音声が出ています。


なかなか奇跡のコースだけでは、いかにワークブックを繰り返し実践しても、どうしても抽象的、概念的な学習にとどまってしまって、現に自分が人生で体験していることへの応用が難しいと感じる方も多いと思います。

この本では、エゴを敵視するのではなく、ガイドとして味方とみなす考え方が真正面から示されていて、コース読者からすると混乱する箇所もあるかもしれません。

けれど、ほかの記事でも述べているように、コースの表面的な言葉はエゴに対するダメ出しに終始はしているものの、特別な関係その他の分離陣営の仕組みは、攻撃して消滅させたり、近寄らないよう世捨て人になるよう勧めるのではなく、聖霊に捧げて正しく光を当てて救済の役に立つ道具に昇華してもらう必要があるだけというのがコースの語るところであり、エゴも敵視せずに愛して光り輝く自我として、授かった個性を兄弟の役に立てることが求められているのだと感じています。

このコリンさんの本を読むことで、机上の空論ではなくて実際の人生の生き方としてコースを活用することが可能であることがよりよく理解できるようになるはずです。ぜひご一読ください!




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